元祖トロッコ清流しまんと、運行終了…

元祖トロッコ列車「清流しまんと号」の運行終了について

平成25年6月24日
 「清流しまんと号」は、国鉄時代の昭和59年7月21日に予土線で運行を開始して以来、多くのお客様にご利用いただきましたが、平成25年8月31日をもって現行デザインによる運行を終了します。
 なお、「清流しまんと号」は、水戸岡鋭治氏のデザインによる車両として平成25年秋頃から運行を予定しています。詳細は決定次第お知らせさせていただきます。

(JR四国プレスリリース)

いや、あの、なんていうか…
どーなんだそれは。


水戸岡デザインの観光列車が、予土線にこの秋デビュー!

…こう言えばかなり華々しい話題ではあるんですが。

なんで「清流しまんと」に目をつけちゃったのかなぁ。


いや、やっぱりこれはこのスタイルがいいんであってですね。
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この貨車丸出しのスタイルと乗り心地が魅力なんですよ。

それを水戸岡デザインにしてどうするんだ、というか。
というかどうなるんだ、というか。

ステキな外観のゆったりした乗り心地の「清流しまんと」。
そんなんって…どうなんだろう。乗り心地はまぁ変わらないか。

ただまぁ、水戸岡さんも腕利きのデザイナーですからね。
素晴らしい、一見しただけでもう乗りたくなってたまらない!なんてものを、
ドーン!と作り出してくる可能性だってあるわけです。ドーンデザインだけにね。

ただ、そうなったところでやっぱりなんで「清流しまんと」やねん、なんですよね。

お金掛けて定員40名の車両を作り上げる意味って…
しかもこれ、ゆったりした車内なんか作り上げでもしたら定員もっと減りますよね。

それってどうなんでしょう。

どうせお金掛けるならもっと人が乗れる車両にすればいいのになぁ。
清流しまんとじゃなくて四万十トロッコのキクハ32を改造すればいいのに。

それこそ、団体専用カラオケ列車なんて時代何周遅れだみたいな
アイランドエクスプレスⅡを改造して、四国クルーズトレインにでもすればいいのに…

まさか「水戸岡清流しまんと」を急行列車なんかで運行するわけもないだろうし。
これでお金を稼ぐ気はまるでないってことなんでしょうか。

つーか改造するのはトラだけなのでしょうか。
水戸岡デザインの素晴らしい車両が、窓の汚いキハ54に繋がってるとか、
想像しただけでもかなり萎え萎えなんですが…

それはちょっと勘弁してほしいですね。


いやー、わかんねぇなぁ。
ちょっとよくわかんねぇなぁ…


とりあえず今の風情が味わえるのはもうこの夏だけ。
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夏は香川だことでんだ!みたいな記事書いてすぐこんなこと言うのはかなりアレですが。

この夏は予土線です!
ロッコの夏です!



…しかし水戸岡さん、このトロッコをどのように仕上げるのか、かなり見ものですね。

なんか和風っぽい感じの一色塗りにロゴをぺたぺた貼りつけて、
イスとかテーブルなんかのインテリアに木材を使用して、ゆったりとした和の雰囲気に!

なんて、ちょーっとどこかで見たような車両が思い浮かんでしまいます。
いやでもイスとテーブル、既に木だな。

まぁ、さすがに材料が普通の車両じゃないわけだから、
かなり普通じゃない車両が登場するものだと期待はしているのですが。