さようなら青函連絡船羊蹄丸  中編

階段を降り、1階の青函ワールドへ。
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かつての青森駅前が船内に、というコンセプト。

やたらと力の入った展示物たちです。


正直リアルすぎる。
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薄暗い照明なのがまた効果的なんでしょうね。
粗が見えないというか。

ちょっと怖いような。
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布の隙間から視線を感じた気がして…


市場を抜けるとそこには駅が。
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この辺がまた何ともね。

センサーがあるんですかね。
近く通ると人形が喋るわけですよ。それがまた妙にリアルで。

あー、また人形かーとか思って歩いてたら世間話してるオッサンだったり。
ぶつかってすいませんって言ったら人形だったり。

下船時に別れを告げるカップルの人形、かと思いきや女の方だけ人形だったり。
なんというか心臓によくない空間…


この出札周りとかっていうのは完全にセットなんですかね。
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よく作ったもんだなというか。

売店
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鉄道弘済会、の文字がまた。
かつてのキオスク運営団体でしたっけ。


時刻表なんかは一応当時のものの再現なんでしょうか…
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大阪行きが何本もあるのが時代ですよねぇ。
何時間くらいかかってたんでしょうね。


運賃表もありました。
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やっすいなー。

いやまぁ、当時の物価水準からすればたぶん安かないんだろうなとは思いますが。


船内を再現しつつもDE10やらが同じフロアに置いてある不思議空間。
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うん、なんだろうかこれ。

しかしそのDE10横のシアターコーナーから覗きこむと。
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この空間はまさに当時そのまま。
車両航送はまさにこの空間に積み込んで、ってことですよね。
なんだか感慨深いような。


このDE10と客車はどうなるのでしょうね。
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貴重な物な気もするんですが。

船と一緒に屑鉄として解体されてしまうんでしょうか…。



とりあえず次回ラスト。
船が解体される前くらいには書けるといいなぁ…