渋い!夜の新村駅  2011夏休み その2

折り返し車内でいろいろ見て回ります。

路線図と営業時間、利用方等。
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2両ワンマンの利用ってめんどくさいですね。
地元のお客さんはちゃんと把握できてるんでしょうか。

記念乗車券の広告。
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入場券4枚で650円ってなんかちょっと高いような…
というか割り切れないのはなぜだ。

近くの高校の文化祭のお知らせ。
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あんまり車内広告としては見ないタイプですよね。

2学年の出し物が何で沖縄なのか気になるんですが。


途中新村駅で下車。
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とりあえずひと駅くらい降りとこうか、と。

構内踏切を渡った先の駅舎が実に渋いのです。
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いい木造駅舎の予感。

激渋です。
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夜なのでうまく撮れないのが惜しい。

いやもうなんだこれはと。
夜という雰囲気の違いもあると言え、これはちょっと尋常じゃないですよ。

正面にはかつての社紋が掲げられています。
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筑摩鉄道時代のものだそうで。
カタカナの「チ」を9つ、丸く配置したもの。
ちくま、のごろ合わせですねw

電球との組み合わせがまた渋い…

ここ新村にはかつて国鉄最古の電車がありました。
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今は大宮の鉄道博物館に保存されているのです。


待合室内の様子。
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「改札口」の看板がいいですね。

出札口もちゃんとあります。
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実にいい感じ。
カウンターが木でできてるのがいいですよねぇ。

左の広告スペースはもしかして小手荷物取扱いの跡でしょうか。

夜のうちに申込書を入れておけば、朝には定期が受け取れるそうです。
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窓口営業時間が短いからならではのサービスですね。


この窓枠も渋いですが、窓ガラスがまたたまりません。
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古い窓ガラスだからなのでしょうか。微妙にゆがみというか、揺らぎが出てるんですよね。
その微妙な揺らぎがなんだかとてもいい感じなのです。


いやぁ、いい駅舎ですね。
実にいい。


しかし、残念なことに23年度末にかけ、上高地線の駅施設・設備の改修が予定されており、
その中には駐車場整備などに加え「新村駅舎新築」の項目も。

もしかしたらもうすでにこの駅舎を見ることはできないのかもしれません。




もう少しだけ見て回り、今夜のお宿へ向かいます。



つづく