北向観音と丸窓電車 信州ぶらり旅 その8(終)

北向観音の手水舎。
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なんと境内に湧く温泉なのだとか。

確かに硫黄の匂いがします。
温泉で手を清めるってほかにあるんでしょうか。珍しいように思います。


境内の様子。
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山間に建っているからか、境内はこじんまりとした感じです。

境内から塩田平を望むその景色は素晴らしいです。
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気持ちいいですね。

ちょっと下ったところに足湯がありました。
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せっかく別所温泉に来たんだから温泉くらい、と思ってたら絶好のタイミング。
これは入らない手は無いでしょう!

しかしこの足湯があっついあっつい。
ここまで来て入らずにいれるか!と意地で足漬けましたが、
上がるころには見事に足が靴下はいたみたいになりました。


駅に戻ると列車は出たばかり。
時間つぶしとばかりに駅横の保存車を見に来ました。
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これが元祖丸窓電車、モハ5250型。

かつては2両がここに保存されていたそうですが、
老朽化も進んだことから1両は地元の高校に無償譲渡されています。


ここはかつての引き込み線上なのだとか。
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最終運転終了後ここに移動されそのまま。
なんだか不思議な感じもします。

この戸袋窓が最大の特徴。
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何か目的があってこの形状なんでしょうか。
目的無く単純にデザインなんですかね。


下に回って眺めてみました。
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客用ドア横の手すりが雨どいを兼ねているのが面白いですね。
強度的には大丈夫なのかなぁ。
折れたり曲がったりしたらいろいろ困るんじゃないだろうかw

台車には枯草が絡んでいました。
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時の長さを感じさせられます。


やがて列車の時刻になって、別所温泉を後にします。

ゆらりゆらりと列車に揺られ、気づけば終点上田駅
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ここで今回の旅も終わり。
早くも西へ向け帰らねばならぬのです。

東京発の新幹線めざし、新幹線乗り継ぎの荒業。
途中立ち寄った駅では、
駅員さんから「この切符は特急券別購入で行けましたっけ…?」なんて爆弾発言も飛び出しました。

自分とこの商品くらい把握してくれ、と一瞬怒りたくなりましたが、
同業者として気持ちはわからなくもないので心に収めておきました。

収めておきましたって、こんなところで書いてちゃ意味ないですけどw




そんなこんなでちょっとドタバタの最終日。
とりあえずはまぁ、長電2000系に乗るという最大の目的も果たし、
ずっと気になってた上田電鉄も乗れた、とまぁ言うことは無いのかなと思います。
楽しかった。

ちょっと行き当たりばったりで彼女怒らせたりもしましたが…w


まぁ、終わってみればいい思い出と。



次回は久々の廃線探訪。
再訪・姫路モノレール