雪の京津線と琵琶湖疏水インクラインへ   年末年始ぶらり旅 その3

翌日、大津での朝。
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朝から降り始めた雪がすごいです。
テンションあがってきます。

とりあえずあまりに寒いのでコンビニで手袋買いました。


しかしこの辺って勾配も結構きついんですね。
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路面電車の勾配がきつめって結構不思議です。

このあたりの風景って結構好きです。
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浜大津駅
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駅北の展望台に上がりましたが琵琶湖はまるで見えませんでした。

浜大津から電車に乗って蹴上駅で下車。
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駅を出ると一面の銀世界でした。

少し歩いて最初の目的地。
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琵琶湖疏水です。

日本最大の湖、琵琶湖の水を京都へと引き込む水路を作り、
それにより船による水運、水車による発電、灌漑、防火等に利用を目指したもの。

この水力発電は営業としては日本初のものであり、
ここで生まれた電気は日本初の電車(後の京都市電)を走らせることとなりました。


奥には煉瓦造りの建物が見えます。旧九条山浄水場ポンプ室。
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その向こうにはトンネルがあるのですが…雪がすごくて正直よく見えません。

逢坂山を越えただけで雪の降り方がものすごくなったような気がします。

振り返ればこんなものが。
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かつてはここから船はインクライン(傾斜鉄道)に乗せられ行き来していました。
客貨とも大いににぎわいを見せたものの、
貨物は鉄道はじめとして競合する輸送機関の発達に伴い衰退。

旅客輸送に関しても、
先ほど乗ってきたばかりの京阪京津線(当時は京津電気軌道)の開業、
京阪電鉄の三条延伸によりこちらも大幅に減少し、渡航船会社が廃業となりました。

その後は一時レールも撤去されたものの、地元の運動もあり現在は形態が復元されています。
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こちらの蹴上インクラインは開業時世界最長のものだったとか。

台車が復元、保存されています。
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近代化産業遺産に指定されているようです。
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インクライン跡をたどっていくことにします。
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ホント言ったら琵琶湖疏水なんかもじっくり見たいんですけどね。
それはさすがに自分の趣味通し過ぎなのと時間も足りないのとで諦めましたw

まぁ、こんなとこついてきてくれるだけでもありがたいのです。




とりあえずゆっくりと下っていきます。