終点足尾本山駅 紅葉の碓氷・足尾 その13

付近にはかつての社宅跡なのか、多くの空き家が並んでいます。

庭先には…
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こんなはげ山みたいなとこでも、サルがいるんだなぁ…

かつての爪痕がいまだに、なんて書いたりもしましたけど、
こうやって野生生物が生息することができる程度にはなってるんですかね。

ここ以外でも対岸の廃線跡付近で2,3匹がうろうろしているのを見かけたり。
あぁいうのを見ると廃線跡まで踏み込んでの探索はちょっと怖いなぁ。


終着駅も目前。トンネルが見えてきました。
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手前側、法面の崩壊が結構進んでいるような…

トンネル手前には腕木式信号機が残っています。
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古びたトンネルとの風情がたまらないですね。

しかし土台なんかはやたらと傾いているようにも見えます。
いずれ倒れてしまうでしょうねぇ…


しばらく歩けば終点足尾本山駅がもう目前です。
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奥に見えるのは古河橋。
明治23年完成の貴重なピントラス道路橋です。

かつては電車が走っていたこともあったとか。
こちらも廃線跡なんですね。


足尾本山駅
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自分一人だけよじ登ってきました。

駅入り口はフェンスで封鎖され、立ち入り禁止の文字も見えます。
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こちらにも腕木式信号機が残ってますね。

さらにズームして。
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キロポストとかポイントとか…
いろいろ残っているものが見えますね。

うーん、中はどうなってるんだろう。

さすがに橋を渡って接近する度胸はないですが。


後ろを振り返れば先ほどのトンネルが。
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先に進めばあの腕木式信号機を間近に見られるのでしょう。

ちょっと行ってみていいかな?って聞いたら
「足怪我してんだからバカなこと言ってんじゃないの」って却下されました。

そらそうだわ。


歩道橋で戻って、別の工場入口のフェンスにへばりついてみたり。
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隙間から覗き込んでみます。
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うーん、あんまり中の様子はわからん。


建物からは水の流れた跡が青く…
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緑青でしょうか。
やっぱりこれは銅山由来のものなのか。

子供の頃これは毒だと教えられたような記憶があるのですが、
実際はほぼ無害に等しいものだそうですね。

しかもちょっと調べたら自分の生まれる前にすでに厚生省によって発表されているという…
じゃあこの記憶はなんなのだ。



とりあえずは終点まで見たので戻ることとします。




つづく