絶景・めがね橋 紅葉の碓氷・足尾 その3

第3隧道
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第4隧道と抜けていきます
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個人的にはこの空間が今回のお気に入りポイント第2位。
トンネルの前を日差しを浴びて舞い落ちる木の葉の美しいこと。

そして少し長めの第5隧道を抜けていきます。
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一人で来ると枯れ葉のある時期ってすごい怖いんですよね。
歩く風圧とかでかさかさかさ…って枯れ葉が音を立てながらついてきたりするw

トンネルを抜ければそこは…
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碓氷線最大のハイライト、旧線第3橋梁、通称「めがね橋」のその上に出るのです。

右手には新線の橋梁跡も。
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こうして見ると、ホント今まさに列車がやってきても何も不思議ではないように見えます。
何もかもがそのままで。

そして今まで封鎖されていたこのトンネルがついに…
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まぁ、手前にはまだフェンスがあるんですけども。
隙間からレンズ突っ込んだだけという。

しかし案内の立て札も立ち、どうやら公開は近いようです。
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ここめがね橋までだったアプトの道も、近いうちにはひとまず熊ノ平まで整備されるんでしたっけ。

公開されたら久しぶりに行ってみたいなー、熊ノ平。


山手に回りこむようにして階段をくだり、ひとまずは橋の下に向かいます。
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手前の広場はかつての飯場跡。いつか記事にしようと思いつつ…
考えてみれば碓氷峠の記事、社会人になってから書いてねぇなぁ。

というかまぁ、社会人になってからここ来たの、今回が初だもんな…

相変わらず美しくかつ威風堂々のこの姿。
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右下あたりの雑木が伐採されて、写真が撮りやすくなってます。
全体が入りやすいというか。

だんだん邪魔になってきてたもんなぁ。
これはちょっとありがたい。

しかしアーチの隙間から新線は見えなくなっていました。
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毎年のように通ってた2年前まででも、だんだん見えづらくなってたからなぁ…
2年もたてばそりゃね。

早くも下り方から影がかかりはじめています。
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これだけ険しい場所にあったら、全体に日が当たる時間もそんなにないんでしょうね。

沿線の中で一番鮮烈な赤色をしていたのがこの木。
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きれいでした。

ここまで来たら第4、第5、第6橋梁くらいは見に行きたいなぁ…
なんて馬鹿なことを言い始めたりもしたんですが、
また今度一人で来なさい、とぴしゃり。

とりあえず帰りますか…。


再びアプトの道を戻ります。
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最初に第3隧道~第4隧道間をお気に入りポイント第2位と評しましたが、
実は第一位がこちらです。めがね橋の上。

ここまであちこちで木の葉が舞っているのは目にしてきたんですが、ここは特にそれがすごい。
地形の関係からか、ここは真上を見上げてさえ木の葉が空中を舞ってるんです。
両サイドの山々から吹き降ろされてくるのが舞ってるんですかね。

まるで木の葉が天空から降りそそぐかのごとく。

それが日差しを反射するごとに、1枚1枚がキラキラと輝いてるんですよ。
目の前の景色すべてが、本当に比喩でなくキラキラしてる。

とにかくそれが美しいことこの上ないんです。

いやぁ~、本当に来てよかったなぁ、と。
それと同時に、今までこの時期来てなかったのが悔しくすらなりましたw




なんとも満たされた気分で下り道へと向かいます。

つづく