おろち号の車窓から 木次線トロッコ列車の旅 その3

トロッコ列車が動き出しました。
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それと同時に車内にさわやかな風が吹き渡ります。
山深いから森の香りが一面に吹き込んできてもう最高です。

8月だというのに列車が走り出すだけでこんなに涼しいだなんて。

座席が進行方向逆向きという痛恨のミスを帳消しにしてくれる爽やかさです。
いやまぁどんなに爽やかでも座席の向きは変わらないけれども。

とりあえず誰か来るまで逆に座っておくことにしました。
ボックス自分だけなので。

車窓は緑がいっぱいです。
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そら列車も必要あらへんわ、というか。
緑のトンネルの中を駆け抜けてくみたいな感じですね。

ひとまずお昼ごはんです。
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出発間際に購入したお弁当。
駅弁、といいたいところですが売ってたのは列車内なので…
この場合は何というのだろう。

いかにも肉!といった感じで大変満足でした。


トンネルに入ると天井には龍の絵が。
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いろんな色に瞬いてて綺麗でした。

手を振る人々。
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そんな珍しいものかなぁ、と思ったんですが、
よくよく考えたらこの路線は1日3往復しか列車が無いわけで。

走る列車を見るだけでもなかなか無いことです。

そしてこんな変わった列車が走るというのは期間限定な訳で。
ちょっとしたイベントみたいな感じでもおかしくないかもしれない気がしました。


途中三井野原駅では同じボックスに新たなお客さん。
人が来なけりゃこのまま進行方向側でいられると思っていたのでしょんぼり。


そのうち車窓には大きな赤い橋が。
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緑ばかりの風景の中にあってかなり新鮮です。


そしてそのすぐ横には国道314号、奥出雲おろちループが。
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いろいろなメディアで見聞きしてきたので、
一体どれほどのものか期待していたんですが… 

うん、まぁ、すごいんだろうね。
あんまりよく分からなかったけど。すごいのかどうか実感がわかないw

あ、こんなもんなんだ、ってのが正直な感想ですw


列車は車輪をきしませながらカーブを右へ左へと。
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いよいよこの路線のハイライト、3段スイッチバックが近づいてきました。



つづく