【土讃線旧線 土佐北川~第3穴内川橋梁】その2

物凄く久々の廃線跡更新。

前回は橋を見つけたとこまででしたっけ。
橋を渡ってみると大杉方は道路転用されているようでした。
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ちょっとこっちは遺構期待できそうに無いですね。

右手はガードレールが設置され、その向こうに少しだけアスファルトが続いています。
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とりあえず横をすり抜けて突入。

あっという間に砂利道に変わりました。
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枯れ草がかなり鬱陶しいものの、真ん中には踏み跡も残り歩きやすい状況です。
傍らに見える電柱や電線の管理用通路として利用されているのでしょうか。

しばし歩いてロックシェード前に到着。
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土砂崩れで何度も寸断されたというこの路線。
正直こういうものを見るとちょっと歩くのも怖くなりますね。

街中の廃線跡と違って、なにかあったら完全に自己責任だしね…


ロックシェードを抜けると草の丈が妙に高くなりました。
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うわぁ歩きにくい。

線路脇の柵は古レール製。
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足元には何も残っていませんが、
こういったものを見るとここが廃線跡であるのだということを強く実感できますね。

そろそろトンネルも近いかというところで進路を塞ぐ倒木。
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ロックシェードの前後で随分様相が違いますね。
なんでだろ。

何とか倒木を超えると眼前にはトンネルが現れました。
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剣ヶ峰隧道。
長さはさほどではありません。まぁ向こう見えちゃってますからね。

電柱から伸びる電線がトンネルの中を通過しており、
廃線からしばらくたった今も「現役」として利用されているようです。

トンネルまでたどり着いて気が付いたんですが、
どうやらここまでの区間は土盛がされているようです。トンネル内に比べて明らかに路盤が高い。

何のためなのかはちょっと不明です。
土砂崩れで積もってるだけとかだったら嫌過ぎますね。怖いわ。

トンネルを抜ければ来る時に見た橋梁まで抜けることは可能ですが、
ひとまずここで撤収することにしました。

廃トンネルってのはどうも苦手なんですよ…
何人かでチーム組めば怖くないと思うんですけどもw

戻る途中にロックシェードを観察。
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来る時は気が付かなかったんですが、良くみると真ん中あたりから構造が微妙に違うようです。
多度津方が鉄骨組みなのに対し、高知方は古レール
なんで全部同じ部材で組んでしまわなかったんですかね?

道路転用区間まで戻ってきました。
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まだ時間はたっぷりあるので、こっちの方も少し歩いてみようかと思います。
あまり面白そうではないですけど…



続く。