初めてのサンライズエクスプレス

5月24日土曜日。
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高松駅の待合室でぐったりしていました。

この日はJR四国運輸職の1次試験。
朝早くから四国まで出て来たはいいものの、寝不足で小論文はグダグダ。
クレペリンテストも隣同士の数字を足すところを、気が付くとなぜか斜め下の数字と足し算するなど
自分でも訳分からん状況でテストを終えたのでした。

とりあえずことでん瓦町近くの模型店を見に行ったり本屋で買い物したり
駅に入ってるうどん屋で夕食食べたりとやることはやったものの、乗車予定の列車の時刻はまだ先。

どうにもすることがなくただグッタリしていたのでした。
この日は雨降りということもあり、ことでんの写真を撮りに行くような気力もなし。
ただただベンチに沈むだけでした。

乗車予定の列車とは高松~東京間を結ぶ寝台特急サンライズ瀬戸
普通ならこんなもん乗らずにマリンライナーと新幹線乗り継いで帰っちゃうんですが、
あいにく次の日は東京でJR東日本の1次試験。

一度家に帰ってからまた次の日出て行くというのでは正直きつすぎるため、
この列車への乗車が決定したのでした。

サンライズ瀬戸は9番線に入線していました。
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入線時刻くらいお知らせしてくれてもいいような気もするんですけどね。

乗車したのは12号車。
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ノビノビ座席です。
寝台料金が不要ながら横になって眠ることができ、さらに東京には早い時間につく、と
もはや文句なしの設定ですね。

問題はちょっとこの空間では眠れそうに無いってことですけど…
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仕切りがあるのは頭の部分だけ。これはなぁ…

カーペットが敷かれてちょっとした毛布のようなものがある程度で、枕すらありません。
特急料金だけだから仕方ないといえば仕方ないんだけども…

カーペットだけなので硬いし、天井も低いし…
お世辞にも快適な空間とはいえないですねw

まぁムーンライトよりは楽に移動できるんだろうけど…
でも中途半端に占有面積が広い分、逆にムーンライトより不安な気もするなぁ。

ちなみに隣は若い女性でした。
いくら安いとはいえ、もうちょっと自分の身を大事にした方がいいと思うけどなぁ…
いや別に俺は何もする気無いけどさ。

とりあえずカバンを枕にして就寝。
途中気が付くと大阪でした。
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まだ先は長いんだなぁ…
3時間ほど眠っていただけでしたが、首とかちょっと痛いです。
う~む、しんどいぞ。

次に気が付いた時にはどうやら関東地方に入っていたようでした。
シャワーカードと着替えを持って2つ隣の車輌へ向かい、シャワー浴びて戻ってきました。
揺れる車内でシャワーを浴びるとちょっと酔うというのは個人的に新発見でしたw
どんだけ乗り物弱いねん。

並走する京浜東北線の新車E233系。
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これもしばらくすればあっという間に増殖するんでしょうね。

東京到着。
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9時間半の長旅でした。
あぁしんどい。しんどいなんていってもここからまた筆記試験と健康診断なんですけど。

しばらく時間があったので東急に乗ってみたりして時間を潰してから健康診断会場へ。
健康診断の後は筆記試験を受けるために移動。
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移動のための回数券貰いました。

クレペリンを受けつつそのまま眠り込みそうになったりと苦労しながら筆記試験は終了。

この後は真っ直ぐ帰ってもよかったんですが、せっかく東京来たのでちょっぴり寄り道。
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地下鉄何とか線(覚えてない)で移動しました。

真っ赤な電車が目印の、ホビーセンターカトー東京。
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鉄道模型メーカー直営の模型店ということになるのかな。

こまごまとしたパーツだけ買って帰りました。
もうちょっとお金があればなぁ…


帰りは東京駅で駅弁買って帰ったんですが、寝不足で熟睡してしまい、
慌てて弁当あけたら「間もなく終点新大阪です…」と放送が鳴り響くというミラクルなタイミングでした。

仕方ないから駅のベンチで食ったよ。
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馬鹿みたい。

しかし仙台駅の駅弁を東京駅で買ってそれを新大阪のベンチで食うってのはもう意味不明ですね。


ここからは在来線新快速、普通と乗り換えて自宅へ。
2日間でどれだけ移動すれば気が済むのかというような移動っぷりでした。
結局この苦労は後に何の役にも立たなかったあたりが寂しいところです。



とりあえず旅行ネタは一旦これで消化。
もうちょっと廃線跡とかに力入れたいところです。