【土讃線旧線 土佐北川~第3穴内川橋梁】その1

廃線跡シリーズ、今回は土讃線旧線です。

今回紹介するのは1986年、土佐北川付近の路線付け替えによって生じた廃線跡です。
土佐北川駅から第3穴内川橋梁までの区間

第3穴内川橋梁から大杉駅までの間にも廃線跡が残っていますが、
こちらはスルーしています。なぜなら知らなかったから(笑)

帰って来て調査中に知りました…
てっきり自分が歩いた分で全部かと。

ちなみに今回は地図無し。
なぜならワイワイマップの方で詳細な航空写真が出ないから。

基本的に地図と航空写真を切り替えつつスポットを当てはめていくので、
地図しか出ない状況ではちょっと無理です。



前置きが長くなりました。
とりあえず旅の始まりは土佐北川駅
イメージ 1
鉄橋の駅として非常に有名ですね。

この駅から対岸を見ると、微妙にコンクリで固められた平場が存在するのを見ることが出来ます。
イメージ 2
これがその廃線跡

駅付近で現在線と接してはいますが、駅から直接のアプローチはちょっと難しいです。
待合室のプレハブの横をよじ登るか、ホームから降りて線路横断をすればまぁ容易なんですけど。


ひとまず何かアプローチの手段を探しつつ対岸の道路を進んでいきます。

少し歩けばはしごなんかも見えてきます。
イメージ 3
まずどうやってあそこまで行くねん、ってな感じですが。
保線関係のはしごだったんでしょうか。

川の流れはそれなりに深く、ちょっと濡れる程度では済みそうにもありません。
イメージ 4
この時期に(訪問は1月)そこまでやるのもな…

アプローチ手段がなければ最悪駅まで戻って待合室横を登ればいいと考えていたので、
正直あまり真剣にルートを探していたわけでもなかったりします。

またはしご発見。
イメージ 5
ヘロヘロで体重かけたら逝っちゃいそうですけど。

なんと鉄橋が残っています。
イメージ 6
ちょっと不安だったけどこれで廃線跡なのは間違いないですね。

電線が張ってあります。
イメージ 7
現役時代の構造物では…ないですよねぇ。
なんだろうあれ。

線路跡がでっかい岩山にぶち当たりました。
イメージ 8
見える範囲に構造物が見られないということは…

おお、やっぱりトンネルもあるぞ。
イメージ 9
対岸から見るだけでもまぁまぁ面白いですが、
やっぱり何とかアプローチして間近で見てみたいところです。

岩とトンネルの関係はこんな感じ。
イメージ 10


ロックシェードのようなものも発見。(赤っぽい部分)
イメージ 11
さらにその先には対岸への橋が!
よーし、これでいけるな。


とりあえず一旦切ります。
次回、廃線跡へ。



続く。