【国鉄高砂線跡】その4 高砂北口~高砂~高砂港

ワイワイマップ:国鉄高砂線跡

高砂北口駅跡から先は遊歩道になっています。
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線路跡だ、とは言われなければ分からないほどですが。

さらに進むと専用線との分岐点にたどり着きます。
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かつて国鉄高砂工場などに向け伸びていた専用線。今はもうただの道路です。
分岐点には信号機と転轍機が集められています。


さらにその先少し歩けば遊歩道は途切れてしまいます。
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その少し先が高砂駅跡。かつての旅客輸送の終点です。
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バスロータリーの中心に車輪が置いてあり、
ここがかつて駅跡だったことを主張しています。

最も地元の人でもなければ分からないところでしょうけど。

どのあたりが駅だったかなんてもう完全に分からない状態です。
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線路はこの先にも続いていました。
しばらくは先ほどまでと同じ遊歩道のような道が続きますが、
車道との交差地点に線路跡を示すものを見つけました。(地点O)
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よく周囲を見渡すと他にもいくつか土地境界票が立っています。

どうやらここは踏み切り跡のようですね。

それらしき柵もそのまま残っていました。
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柵の隣には土地境界票もあり、ここがかつて線路だったのだということがよく分かる地点になっています。

ここを越えると線路跡はさらに左手に進路を切っていきます。
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しばらく歩くと大きな橋も見えてきます。
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この先住宅地の裏のようなところを通りますが、
なぜかこのあたりは土地境界票がやたらと立ち並んでいます。

大体200mくらいの区間に10本ほど。
少し歩けば次のコンクリ柱が見えてくるくらいの勢いです。

ちょっと歩いてて楽しい区間でした。

さらに先に行くと完全に臨海工業地帯。
どこに線路があったのかもよく分からない状態ですが、
とりあえず遊歩道の終端までは来てみました。
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たぶん…このあたりが高砂港駅跡なんでしょうね。
恐らく右手のグラウンド辺りなんかがそうじゃないのかと思いますが…分からないところです。

貨物駅だったそうですが現役時代はどのような光景だったのでしょうか。



ひとまずこれで高砂港線跡8.0km全ての紹介が終わりました。
次回はちょっとおまけをはさんだ後、別府鉄道跡の紹介に移る予定です。

…いつになるやら分かりませんけど。