火の国・九州を巡る旅 その21

志布志到着。
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宮崎を出てから約3時間。長旅でした。半分寝てましたがw


乗り合わせた男性二人組みも「やっと着いたー!」と嬉しそうな声。
まあ長かったですからね。


折り返しの列車まではなんと2時間。
ありえない待ち時間だなぁ。

まあ愚痴っても仕方が無いので適当に周囲を回ってみることにしました。

駅舎。
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それなりに設備が整っているように見えますが無人駅。


終着駅が無人駅って何か不思議な感じがします。
三木鉄道ですら終着駅は有人なのに。


ふと駅前の看板に眼を向けるとこんな文字が。
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鉄道記念公園。

あんまり遠くだったらあれだけど、近かったら暇潰しにちょうどいいし、とりあえず行ってみることに。


駅から真っ直ぐ伸びる立派な道を歩いていくと、すぐに公園は見つかりました。
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看板にはSLと簡単な路線図。
大隈線と志布志線。 知らない路線の名前です…

公園内の案内板によると昭和62年廃止の路線なんだとか。
俺まだ1歳だから知ってるわけ無いわな。

帰ってから少し調べたところ、
立派な道だなーとのんきに歩いていた駅前の道も、かつては全部線路だったんだとか。
基本的に旅先に関して下調べはほとんどしないんですが、
もし少しでも調べていたら、この時自分の物の見方もちょっと違ってたんだろうなと思います。

3路線が集まる駅ということは、かつては志布志は相当立派な駅だったんでしょうね。


公園内には何両か保存車輌が。
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線路が敷かれ、屋根とホームまで設置されかなり力の入った保存の様子。

横には腕木式信号機も。
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とりあえずホームの上に上がってみました。
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柵があるので列車には近づけない様子。
じゃあ何でホーム作ったんだよ…なんていいたくなりますね。

大阪のEH10と同じかも知れませんね。
最初は近づけたけどイタズラ防止のために後から柵を作った、みたいな。


C58の後ろにはヨ8000。
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何であえてこの車輌なんだろう…

ちゃんと連結もしてありました。
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SLに直で車掌車って何か不思議な組み合わせな気もします。


そしてその後ろが凄かったです。
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SLやヨ8000とは比べ物にならない車輌の状態の悪さ。

どうやらキハ52らしいです。
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もはや車番すらベロンベロン。


ガラスなんかが割られて無いのが驚きなくらいの状態。
ていうか屋根の下においといてこれってすげーな…

なぜかキハ52とヨ8000は連結してありませんでした。
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反対側。
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見れば見るほど…

特に雨どいがヤバイのか、ところどころ針金が張ってありました。

海が結構近いので、潮風の関係なんかもあるんでしょうか…

このままでは真っ先にこれがダメになりそうですね。
SLは割合手間をかけてもらってるようでしたが…

同じ場所に保存してるんだからこっちももうちょっと綺麗にしてもらいたい気もします。


まあ、ここまで荒れちゃうと、今さらどうにもならない気もしますけど。


最後に1枚写真を撮って公園を後にしました。
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少し歩き回っただけでも汗だく。
とりあえず駅前のスーパーに緊急避難です。






続く。