霧の延暦寺へ ふらっとスル関その2

浜大津からしばらくは併用軌道区間
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いくぶん小型とはいえ、
普通の電車で道路上に飛び出していくのはなかなかにドキドキしますね。

対抗列車とすれ違い。
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奥には湖西線の高架も見えています。
最初は新幹線かと思った。

錦織車庫の脇を通ります。
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右端に80型がいますね。
あの車両のカラーリングなんとなく好きです。


結構アップダウンの大きな路線ですね。
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琵琶湖の湖岸をいくので平坦なイメージを勝手に持っていました。

終点坂本。
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これから向かう方面が低い雲に包まれています。


坂本から歩いてしばし。
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ケーブル坂本駅に到着です。
開業以来の駅舎は有形文化財に指定されています。

改札口より。
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ここもまだ未乗だった区間



ホーム付近にのみ、剛体架線が設置されています。
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走行中の電力はここと山頂で充電した分で賄うのです。
車内に動力搭載の必要のないケーブルカーなら、そこまで大容量の充電も必要ないですもんね。


架線と架線柱が無くなったため、眺望がよくなっています。
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空が広い。

これで快晴なら、なぁ…


駅を出てすぐゆったりとカーブしていきます。
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ケーブルカーって割と直線的なイメージあったのでちょっと意外な感。

橋梁があり
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途中駅があり
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トンネルもあり。
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なかなか見どころの多いケーブルカーですね。

途中駅があるのが面白いですよね。
ケーブルカーは通常上り下りの列車が対称的に動きますから、
中間駅の設置って難しいはずで。

まして行き違い部以外の中間駅となると、
片方が停車中はもう片方の列車は何もないとこで止まるなんてことも起こりかねないんですよね。

坂本ケーブルの場合は中間2駅のキロ程が合ってるので、
片方が駅に停まればもう片方も別の駅に停まれるようになっているようですが。

ただ、ケーブルカーは通常急斜面に建設されますので、
そこで途中駅に需要があるのかどうかは結構微妙なところかと思われます。

道とか作れないからケーブルカー作ってんだよ、って話です。


ちなみにこの中間駅は事前申告が無いと停まらないそうです。


終着ケーブル延暦寺は霧の中。
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少し歩いていきます。




つづく