SMBC日本シリーズ2017 6戦目 ホークスは強かった

終わってしまいましたねー。

3位からの劇的な日本シリーズ進出。
もしかしたら、と期待を持たせるところまでは行きましたが、
やっぱりホークスは強かった。

3勝2敗で迎えた第6戦。

先発今永がこのシリーズ二度目の2ケタ奪三振の好投を見せ、
打線も久々スタメン出場の白崎が得意のレフトへの同点ソロをぶち込めば、
頼れる助っ人ロペスのタイムリーで一挙勝ち越し。

このままいけば、また明日も野球が。


そんな油断が、甘すぎたのかもしれませんね。
2点リードの8回、今永が先頭長谷川にツーベースを浴び降板。

2番手井納が代打明石をセカンドゴロに打ち取ると、
柳田のところで3番手砂田。一人一殺の意地の継投です。

砂田がここで柳田を投ゴロに打ち取るも、この間三塁ランナー帰って1点差。


そして9回、山﨑康晃が登板。
先頭デスパイネは打ち取り、後二人。

そんな土壇場でまさかの内川同点HR…

1点取らなければ勝ちが無い場面で、
サファテに対し3イニングもの間、得点を奪えず。

そして11回裏、前の回から登板のエスコバーが1死から連続四球で降板すると、
7番手三上が松田をサードゴロゲッツーコースに打ち取るも、これが送球逸れて一塁セーフ。

最後は川島にライト前に弾き返され、返球のイレギュラーもあり、サヨナラ負け。



ベイスターズの長かった2017年シーズンが終わってしまいました。


追い風は吹いていたかな、とは思います。
この日先発予定だった千賀が背中の痛みを訴えて登板回避。

さらに2戦目で手も足も出なかった東浜をこの日は捕らえた。

分からないと言ってもいいところまでは来ていた。


それでも、流れは自ら手放してしまったカタチでしたね。
8回の1点差になった場面、やっぱりホームで挟んでおくべきでしょう。
1点入ってもまだもう1点ある、最後は山﨑で締める、という信頼といえば聞こえはいいかもしれませんが…

ここで3連投目になるわけだし…


まぁ、もっというなら8回今永を行かせるべきではなかったですね。

球速も落ちてましたし、制球が危なくなってた。
ここに来て、中継ぎの温存が頭をよぎりでもしたのかなぁ。

明日のことを考えてしまった横浜、
なりふり構わず今日取るつもりでサファテ3イニング放り込んできたホークス。

そのあたりにも差は感じます。


最後の場面もまぁ、ゲッツーとらないとね。
ミスを見逃してくれるチームじゃない。ああいうプレーをしては勝てません。

まぁ、シリーズ通してそうですよね。
シーズンならミスをしてもなんとかなることはあっても、
日本シリーズって舞台では、もう取り返しがつかなくなる。

そんな甘い相手じゃない。


これは分からない、というところまでは行ったにしても、
やっぱり層の薄さは感じましたね。

正直言えば柴田に代打を送りたかった。
ただ、守備を考えたら外せない。

でも、だったら何のために田中浩康はいるのかって話ですし。
柴田を外して代打細川、があってもよかったんじゃないかな…

まぁその辺はね。
各々の実力不足って話になってしまいますね。

寒かったな。ハマスタ
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寒いのに、試合が開催されてるわけでもないのに満員。
こんな日が来るなんて。




まぁ~、しかし長かったですね、今シーズン。
11月までベイスターズのシーズンが続くだなんて、ほんの1か月前には思いもしてなかったですよ。

そしてしんどかった。
ホントに手に汗握る展開をなんとかかんとか勝ち抜いていって。
心の休まる間が無い。


それでも、楽しかったですねぇ。
本当に楽しかった。勝つってこんなにいいものなんだと、改めて実感しました。


いい思いをさせてもらった感謝しかないです。




負けて終わったシーズン、悔しくて悔しくて仕方がないんですけど。
去年、長浦でカープが勝ったのを見届けたのとはまた違うし、
まして一昨年に連敗締めで最下位確定を見届けたのとは、全く違う悔しさで終わったと思います。



来年こそ、って言うのはとても簡単で。

悔しい思いをした分、強くなれるような気もしますけど、
悔しい思いっていうだけなら、たぶんセの他の5球団の方がもっと悔しいと思いますしね。


今度は何が起こるか分からないのが新しいシーズンで、
でもだからこそ面白いんですよね。


また来季、横浜で面白いシーズンが送れることを祈りたいです。