石井琢朗、現役最終試合 その6

7回の表。

マウンドに上がるは藤江
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一塁は小池に代わっています。

満員御礼。
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ハマスタってこんだけしか入らないのか。立ち見もいるのに。


さて先頭はマエケン
これが軽々ツーベース打っちゃうんだから藤江たまりません。

いきなりチャンスでタクローに4打席目。
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もう、これか、この次の打席が最後となるのでしょう。

大勢のファンがそう感じているであろうこの打席。
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その思いはどうやら石井も同じだったよう。
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何度か打席を外し、目元をぬぐいます。

最後にヒットを…
そんな思いもむなしく。

藤江の制球定まらず四球となりました。
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最後にフォアボールはなぁ…

まぁ、さすがにブーイングはちょっとかわいそうだったけど。

前にランナー居たら盗塁は見れないなぁ。
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ちょっと気になったのが、
何やらライトを気にするようなしぐさを見せたこと。

守備位置を確認するわけでもなく。
なんとなくライトスタンドですかね。見ようかどうしようか迷っているような雰囲気でした。

懐かしいですね。石井小池の1,2番。
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コピペ打線なんて揶揄されたりもしましたけど、
個人的には好きでした、あの打線。

個人個人の役目がはっきりしてたし、
ちゃんとやるべきことをやってる打線だった。


まぁ今から思い起こせば、の話ですけどねw
個々の能力は高かったですしね。

金城や多村みたいに打つも守るも何でもできるような人間がいて、
チャンスに強い佐伯、脇を固めるベテラン種田、
下位で一発村田、打てるキャッチャー相川と。

石井が出れば小池が送り、ってお決まりの作戦も、
05年には金城が191安打も打って最多安打とったりしたことを思えば、
そんなに悪い作戦でもない、というか打てる打者の前にチャンス作って何が悪い、ってレベルです。

作戦、とかそういうものを考えて野球やってましたよね。このころは。
継投とかもそんな感じだった。

最近はなんかとりあえず振り回すだけ、みたいな。
とりあえず明日のこととかどうでもいいみたいな継投とか。

打てないし細かいことが出来ないし走れないし守れないし、みたいな。
そして投手は打たれる。

もう、なんだかねぇ…

なんて思い出に浸ってる間にいつの間にか2死満塁。
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バント失敗、1ゴロで2死になったのに四球出してしまいました。
藤江何やってんだ…


そしてどうも塁上でそわそわする石井。
その目線はライトスタンドへ。
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どこか寂しそうな目。

何か思うところがあるんでしょうね。

ちなみにライトを気にしていた、とはいえ、
実際目を向けたのはこの一度だけでした。たぶん。



とかそんなこと言ってる間にまた四球。
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押し出しでーす。

石井がライトに向ける以上に寂しい目をファンから向けられる羽目になった藤江

しかしその炎上は止まりません。
堂林に死球ぶつけて連続押し出し。


廣瀬にももう投げるボールがありません。
フォークはそれこそ簡単に見切られています。

そしてフルカウントから苦し紛れに投げた一球。


見事レフトスタンドへ…




あれだけ簡単にフォーク見切られると、投げる球ないですね…






圧倒的な大差となって試合は続きます。