パンタグラフ付きのトイレ  秋のググッとぐんまな旅 その8

上州富岡駅
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特にまぁ、なんということもない駅なのですが。

この駅の横にある建物が何とも面白いのです。

それがこちら。
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電気機関車型トイレw

ここ上信電鉄には、デキ1型という、
大正生まれのドイツ・シーメンス社製機関車が、なんと今も現役で在籍しています。

なかなかたかがトイレが凝ったつくりですね。
パンタグラフが乗ったトイレってのはここくらいですかねぇ…w

少し駅から歩いていきます。

途中こんなところでお買い物。
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農産物直売所なのですが、建物が渋いこと渋いこと。
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明治・大正時代の建築物だそうです。
いいねぇ…


んでまた寄り道でおみくじ引いてみたり。
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いいじゃない。

魚屋でさえネギ売ってるっていうのがさすが下仁田ですね。
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何をどうしたら魚屋でネギ売ることになるのかよくわからないですけど。


寄り道しつつこの日の目的地。
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富岡製糸場です!

日本史の授業みたいな話になりますが、
かつて開国直後、日本の主要な外貨獲得手段の一つが生糸でした。

しかし日本の生糸は質が低い、というのが当時のもっぱらの評判。
生産工程が前近代的なものに頼っていたからだそうです。

それを近代的なものに進化させるために建てられたのが、ここ、富岡製糸場なのです。

ここから広がった殖産興業近代化の流れは、
やがて日本を世界最大の製糸国へまで押し上げていくことになるのです。

ちなみに碓氷峠の鉄道開業、さらに輸送力増強が急がれた理由にこの生糸も絡んでいたとか。
貴重な外貨獲得手段を効率よく輸送する手段として、この当時鉄道は欠かせないものだったのです。

航空機などない時代。
船運と港まで接続する鉄道はまさに時代の主役だったんですね。


順路に沿って見学していきます。
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この辺は、まぁ、小学校の遠足を思い出したというか。
そんな感じです。

上信鉄道の廃線跡が取り上げられてるのが意外でした。

いろいろ見ていくことにします。





つづく