17年が経ちました

今日で阪神大震災から17年ですね。

神戸を離れてから3度目のこの日。
今年も変わらずお仕事でした。

だからどう、ってことでもないんですけどね。
ちょっと帰ってみても良かったかな、とは思ってました。

一度は追悼行事とかやっぱり神戸にいた人間だから参加しておきたい、
なんてことをここ数年思うようになりました。

誰にいわれるでもなく、ここ数日ちょっと落ち着かなかったり。

不思議ですよね。
何度か過去には書いてきましたけど、
この震災では、自分自身が受けたダメージっつーものは大したことなくてね。


なのにこういうことを思うようになる、というのは何なんでしょうね。
大人になったということなのか。
単純に故郷への郷愁を重ね合わせて勝手にムードに浸っているだけなのか。


まぁそんなことはどうでもよろしいですね。


それでもこの経験があるのとないのとでは、やっぱりちょっとは違ってたのかな、と思います。
忘れることは無いでしょう。


あの思い出があるからこそ、
やっぱり「今」こそ、頑張らなきゃいけないんだと強く思うのです。

日本は地震大国です。
東日本の震災で地震活動が活発化した、なんて話も聞きます。
東海・東南海・南海地震などはいつ来てもおかしくないとも言われます。


いずれまた訪れるその時。
少しでも過去の経験を生かすことが出来ればいいなぁ、と、この日が来るたび思い返すのです。



17年。
もう17年、なのか、まだ17年、なのか。
それは人にとってそれぞれではあるんでしょうけども。

神戸の街はきれいになりました。
もう、ヒビの入った道路もビルも、公園を埋め尽くす仮設住宅も、
屋根の抜けたアーケードも、屋根にブルーシートのかかった家もないのです。


東北の街にも、そんな未来は待っているはず。
もっと長い時間がかかるのかもしれないけれど。

それでも、頑張りましょう。
それだけですよね。