函館山よりの夜景 カシオペアで北海道とんぼ返り その8

徐々に街に明かりが増えてきます。
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それでもまだ…夜景と呼べるほどの風景ではないですね。

今のところ主に見えるのは道路の街灯でしょうか。
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青函連絡船やその周辺もよく見るとライトアップされているようです。

そういえば函館では街の売りである夜景をより美しく見せようと、
日没後の一番いい時間帯には積極的に家庭の電灯を点けることを促進しているとか。

そういう街ぐるみで名物を守っていこうっていうのもいいものですね。

空の色が徐々に青から藍に、そしてより深みを増していきます。
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気が付けばずいぶんと見える明かりの数も増えています。

行き来する車のライトが随分と目につくようになってきました。
眼下にきらめく光の一つ一つ、どれもが人の営みの証なのですね。


うーん、美しい…
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これはホントに、わざわざロープウェイにお金払ってでも見る価値あると思う…

しかしとりあえずここらで離脱。さすがに寒さに耐えきれなく…
でも帰りにロープウェイから写真撮ったら、
漆黒の中に夜景が浮かび上がってそっちの方が色合い綺麗で。ぶれたけど。
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もうちょっと粘っても良かったかなぁ、と今更に思いました。

ていうか今更だけど展望台では手ブレ補正解除して撮ればよかった。

まぁ、また来ればいいよ。

さて地上に戻ってまた路面電車に乗ります。
ちょうど降りたところにこんなものがありました。
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操車塔と呼ばれる設備。

ここで路面電車の進路を切り替えて、信号表示を行っていたのだとか。
現在はすでに使われていませんが、その姿が今も残っています。

現存するものではこれが国内最古のものだそうです。

しかしここまで日が落ちるともう撮影も難しいですね。
夜景だって必死で冷たい手すりにカメラ押さえて撮ったわけで。

いいカメラと三脚とが欲しい気もします。
しかしそんなもんもって旅行したくはないんだよな…

旅行はできる限り身軽にしたいんですよね。
今回だって北海道まで来るのにトートバック一つで来ました。

結局自分にとってはポケットに突っこんで、
さっと気軽に取り出せるコンデジくらいがちょうどいいのかもしれません。

なんだかいい雰囲気の建物がありました。
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できればこんな要点だけ押さえた弾丸ツアーじゃなくて、
何泊かするくらいでのんびり見て回りたいものです。

列車がやってきました。
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Y字状の路線を持つ函館市電
Y字すべてを乗りつぶすのは今回不可能なのですが、
せめてほんのちょっとだけでも乗りつぶして函館へ戻ることにします。

あっという間に終点へ。
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駅前にはいい感じに地元風のスーパーがあったのですが、
時間もなくてちょっと入れませんでした。

知らない街のスーパー巡るの楽しいのに…


そのまま折り返して函館に戻り、
函館からは789系、特急スーパー白鳥
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札幌に降り立ってからわずかに10時間。
早くも北海道にサヨナラの時がやってきました…



つづく