はじめての冬服

今日、ようやく冬用の作業着が届きました。
作業着でのお仕事続きなので単純に新しいのが来たってだけでも嬉しいです。

しかしまぁ、この寒い中今まで夏用のだけでやるってね。
ほんとになんか酷すぎる労働環境ですよね!

もう自分2年目も中盤過ぎたんですよ。
そんなもんもっと早くから支給しとけよ!




とかいいつつ、こないだまで冬服の存在自体を知らなかったんですけどね。



まだ前の駅にいた頃の話なんですけども。
ある日、助役さんが
「たかゆき君、本社から冬の作業服サイズ申請しとけって来とるで」なんて言うんですよ。

思わず聞き返しましたよ。
「え?冬の作業服って持ってますよ?上着でしょ?」って。

その時点で支給(正確に言えば貸与ですが)されてた作業着って3種類ありましてね。
半袖のカッターシャツっぽいの、長袖のカッターシャツっぽいの、長袖の上着、と。

こんなんもう、普通に順に夏服・合服・冬服だと思うじゃないですか。
営業用の普通の制服はその3段階だし。


ところが。
「確かにそうやなぁ、支給されとるよなぁ…」とつぶやきつつ、
助役さんが支給品関係の書類を調べると、そこには衝撃の事実が。

支給品リストには
「夏作業服半袖」×2
「夏作業服長袖」×2

そして
夏作業服上着」×2の文字…


えっ、えぇ~…?
あれ夏服?上着なのに?

ていうか全部夏服ですよ。
今の今まで夏服を冬場に着て作業してたってことですよ。

あぁ、そろそろ秋めいてきたから長袖がいるなぁ、なんて。
あぁ、寒くなってきたから冬服が要るなぁ、なんて。
あぁ、やっぱり上着着るとあったかいなぁ、なんて。

これ全部夏服。


哀れですよね。
ステーキと偽ったハムステーキを喜んで食べる貧乏な家の子みたい。
いや別にそんな実体験があったわけじゃないですけど。


んでまぁ今日いよいよその待望の冬服デビュー!だったわけです。
なんと上着に加えてズボンも2本。いやぁ、嬉しいね!

そしてその冬服でお仕事をした感想はといいますと。


さすが冬服、防寒抜群!
これじゃもう夏服上着には戻れないね!

…ってこともなくて。

まぁ、暖かいような気はしました。

ただそれが冬服効果なのか、まず今日天気がいいからなのかの区別がつかないっていう。
正直よくわかんない。


せっかくの冬服なのに。

ちゃんとしたもの貰ったら貰ったでそれの価値が分からない。
うん、なんか不憫な子みたいだ。