【北沢産業網干鉄道】 その4 消えた鉄橋、途切れた鉄路

踏み切り跡。
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道路途中まで線路が残ってる風な雰囲気ですね。

そして踏み切りの先は完全消滅。
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もう100パーセント住宅街です。

たぶんこの方向が線路跡だと思うのだけど…
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方向的にはこっちだろう、程度の感覚で歩いています。

うーん、地形的にはここを通すしかない、とは思うんだけど。
でもなぁ。20年経ってるし、造成工事なんてホントどうとでも出来るだろうしなぁ。

そんなこと考えながら歩き進んだら堤防にぶち当たりました。
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お、おぉ~?
どうなっとるんだろうか…

とりあえずよじ登ってみました。
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が、なーんも無し。
痕跡とかそんな次元の話すら出来ない…

振り返ってみてもやっぱり住宅街。
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んん~…
これはもしかして…見失ったか?

とりあえず対岸まで渡ってみたら何か見つかるかもしれない、ということで、
近くの橋を渡って対岸へ向かうことに。


ん、水道橋の下あたり、何か見えてるっぽい…?
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築堤っぽい盛り上がりの上に茶色いのが…乗ってるか?
ちょっと遠くてよくわかんないけど。

お、おおお~…
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築堤がぶった切られてる!
なのに線路がそのまま残ってる!

網干方を振り返るとこんな風景。
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こっちはもう何も無いのになぁ。

築堤上にあがってみました。
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うーん、見事なまでにばっちりだ。


少し進んでから振り返ったところ。
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こうしてみるとまさか線路が途切れているとは思えないのに。


かつてこの川には立派な橋梁が架かっていたのだとか。
撤去された後に堤防の改修も行われたようで、そこに鉄道の痕跡はまったく見られませんでした。

というかその手前の住宅街からして痕跡無かったですけども。
20年って長いんだねぇ。


とりあえず残りもあとわずかです。



つづく