木次線三段スイッチバック 木次線トロッコ列車の旅 その4

はるか眼下に駅らしきものが見えました。
イメージ 1
今からあそこまで下ってゆくのです。

あまりに有名な木次線の3段スイッチバック
実際に体感できるとなるとさすがにワクワクしてきます。

余談ではありますが、
一般にスイッチバックは急勾配を越えるための設備と説明されることが多いように思います。
でも山越えのタイプって、数としてはむしろ少数派なイメージがあるんですけども。
勾配中に停車場設けるタイプの方が大多数じゃないですかね。


そんなこと考えてるうちにだんだん下から線路が近づいてきました。
イメージ 2
写真には写っていませんが、木々の向こうにさらにもう一段線路が見え隠れしています。
まるで模型のような風景が今自分の目の前に広がっているいるのです。
これでテンションの上がらないなどということがあろうか、と。

スノーシェッドを通過して列車の進行方向が変わり、
今通ってきたばかりの線路が左手へと消えていきます。
イメージ 3
いやー、たまらんねこれは。面白すぎる。

今度はこちらの車両が先頭に。
イメージ 4
見る見るうちに坂を下っていきます。

シザーズクロスが見えてきて、出雲坂根駅に到着です。
イメージ 5
大勢人が待っています。
中には確かさっきの駅で手を振ってたはずじゃ…なんて人も。

車の方が速いんでしょうねぇ。

スイッチバックの行き止まり。
イメージ 6
どのあたりまで続いているのかちょっと行ってみたい気もしましたが、
まぁ人もいっぱいいるのでやめておきました。


ここ出雲坂根スイッチバックと共に有名なのが、駅構内の湧き水、「延命水」。
イメージ 7
なんでも色々いわれはあるそうです。

かつてはこの水を使用したジュースが売られていた様で。
イメージ 8
ちょっと無理やりな解説の消し方が笑えます。


出雲坂根駅舎。
イメージ 9
かつては有人駅であったのでしょうね。
1日の乗降客が僅か2人、なんて状況では当然無人駅です。

沿線スポット看板。
イメージ 10
スポット何もないやん!

思わず突っ込みをいれずにはいられませんでした。



反対方向の列車到着で、静かな駅につかの間の賑わいが。
イメージ 11





つづく