寒くなるのもいいもので

いやー、もう12月も半ばだというのに昼間は暖かくてどうしたんだと思ってたら。

どうやら大寒波襲来の模様ですね!
もうワクワクが止まりませんよ!


とりあえず基本的に寒いの大好きな子なのです。


まぁ大好きって言ってもそりゃ学生時代までの話でしょ?って面もありますが。
鉄道に限らず乗り物ってのはあんまり雪に強くないものでありますが故に。

北海道とか東北はそっち方面特化してるからどうにでもなるけど。
そういう対策をあまりとってない地方ってちょっと降ってもたちまちやられちゃうんですよね。

そんなときの乗客対応を想像すると…
うわぁクソめんどくせぇ、って感じです。

でもね、寒くなるといいこともやっぱあるんですよ。

まず単純に思いつくところで言えば、虫がいなくなるのがすごくありがたいです。
ウチの駅の仕事の中に留置車両のホロ連結なんて作業があります。

留置線に連結状態で車両が置いてあるのですが、連結器のみが繋がった状態でホロがつながれていないので、
我々駅員が行ってホロを繋いでやらないといけないのです。

ラッチキーを使って鍵を開け、側面の乗務員扉から乗り込んでホロを連結したら、
ちょうどそのあたりでまた回送車両が入れ換えで入ってきてこの車両と連結するのでそのホロも繋ぎます。

そして終わったら再び側面の乗務員扉から脱出するのです。

なんというかザ・鉄道員って感じの作業だなぁと結構楽しかったりするんですけども。


これが夏場地獄なんですよ。
まず前面貫通扉を開けるじゃないですか。

虫だらけですよ。もう。

というか正確には虫の死骸だらけ。
もうね、開けた時点でうへぁ…って感じですよ。

ほんで渡り板降ろすじゃないですか。
ここでまた地獄ですよ。

もうドアで死んでるやつの比じゃないくらいの大物がどーん!ですよ。
馬鹿でかい蛾とか。場合によっちゃスズメまで出るそうです。自分は見たこと無いけど。

なんか風の具合かなんか知らんけどほぼ100%あそこは大物の墓場となってます。


そしてホロをかければそこでまた虫の死骸落下ですよ。頭の上から。
くもの巣張ってたりするし。アレ結構短時間で張れちゃうんですね。

また夏場は半袖なんで腕がむき出しで。
何か悪い虫でもいたのか作業終了後謎のみみず腫れが突如発生したこともあります。
かゆいのなんの。


そんな頃から思えば、ホント寒くなってきたらこの作業楽でいいです。
虫なんていなくなればいいのに。