気が重すぎる

台風が…来ていますね…

わが社にとって一番恐ろしい自然災害です…


まぁ、台風が恐ろしくない鉄道会社なんてありませんけれども。


災害時対応ってのはほんっとにもう…気が重いんですよ。
異常がまだ起きてすらいない状況でも問い合わせ増えますしね。

「列車動いてますか!?」って。
動いてますよー。「今のところは」、ね…

言えるのはここまでだという。
この先とかそういうことは触れないという。

ただ場合によっては
「止まる予定はありますか!?」なーんて質問も。

止まる予定は無いですけど…
規制値越えりゃあ問答無用で止まりますし…
雨降らせたり風吹かせたりしてんのは自分らじゃないんで、
それこそホントもうお天道さんに聞いてくれ、としか言いようが無いんですよね。

降ってみたり吹いてみたりしないと分かんないよー、というか。
当然そんな無責任なこと言える訳も無く。
しかし止まりますよ、と言ってしまえばそれはそれで問題もあり。
かといって、大丈夫ですから、なんてことも言える訳も無く。

「今のところは止まってません」
異常がなければ言えるのはここまでです。
たとえ台風が接近中であろうとも。

結局あやふやなことしか言えず、
あんまり納得できないような様子でお客様は電話を切られるのです。

お互い得るもの特に無い無駄なお電話。
なんというか気が重いです。

まぁ、いったん列車が止まってしまったらそれはそれはもうめんどくさいことこの上ないわけですから、
止まってない状況でその程度の受け答えで済むのならまだマシなのかもしれません。


ちなみに案外めんどくさいのが、実は災害の次の日であったり。
次の日になっても結構問い合わせあるんですよ。

「今日は止まってませんか?」って…。

あのね?昨日はね、台風が来て風が強かったから(or雨が強かったから)止まったのね。
今日は、どうかな?

雨降ってるかな?風吹いてるかな?
台風一過で、それはそれはもう、見事なまでの晴天、だよね?

そしたらどうかな?
列車はどうなるかな~?


そういいたいのをぐ~っとこらえて
「今日は大丈夫ですよ!」とお返事をする憂鬱。



気が重くて仕方が無いぜ…


しかも最悪なことに、最接近の日がちょうど泊まり勤務であります。

うわーおしごといきたくなーいー。