そりゃ金額考えるとしょうもないことにすがりたくなるのも分からんでもないけど

いやー、クリスマスも終わっていよいよ2008年も残り1週間切っちゃいましたね。
年の瀬ですね。年末ですね。


年末といえば年末ジャンボですよね!w

とまぁなんというか強引な論理展開で来ましたが。

なんにせよちょっとのお金で夢を買うという意味で色々と全国で妄想が繰り広げられてるのだろうなぁ、
そしてその妄想はほぼ100%妄想のままで終わるんだろうなぁとか考えるとなんだか不思議な感じです。


まぁ我が家もその例に漏れず親父が30枚、9000円分を購入してきております。
ちょっとのお金といいつつ9000円ってそんなに小さい額じゃねぇよなぁと学生の身では思うわけですが、
これは就職してお金稼ぐようになったら意識が変わったりするんでしょうか。

とりあえずそんなことは働いてみないと分からんですね。


さてその年末ジャンボ宝くじ
どうやって保管してます?

うんまぁ、神棚みたいなところで神頼みしてみたり、
仏壇に置いてご先祖様パワーに期待なんぞしてみたり、
風水でいいといわれた方角だとか場所だとかいいといわれた財布の中だとか色々ありますよね。
単純にそこまで考えねぇで適当にほっぽらかしてるよってヒトも当然居るでしょうけど。


我が家では冷蔵庫の中です。
冷蔵庫のドアポケットの最上部に袋に入ったまま宝くじ様が鎮座しておられます。

正直あれが視界に入るたびに全身の力が抜けるんですけど、
親父に抗議したところで当の親父はまったく意に介さずなものだからさらに脱力してしまいます。

「だからホンマにああいうげんかつぎがあるんやって!」
「ホンマにあれで当たるんやって!」「おるんやって!当たった人が!」だそうで。

文系の癖に割と考えの基本がが科学万能思想の自分としては、
その言い訳を聞くたびにそんな馬鹿なことがあろうかと思ってしまうのです。

大体既にあたりが決定されているスクラッチくじ等ならともかく、
宝くじの当選番号の抽選ってまだじゃないですか。

宝くじを冷蔵庫で冷やすことが、抽選して番号を決定していくことに
一体全体どのような影響というかそういうものを与えてゆくというのか意味が分からないのであります。

いやまぁそんなこと言い出したら当たりの決定されてるスクラッチを冷やすのも変ですけど。

宝くじを冷蔵庫で冷やすことによって意思のパワーが抽選の矢に届くとでも言うのでしょうか。
そうとでも解釈しないと正直言って意味が分からないというかちょっと理解しがたい行動な訳です。
意思のパワーを届けるならもうちょっと儀式的なものがいるんでないのかとも思うわけですが。


いやまぁそこまで考えてやってるわけではないんでしょうけどね。


しかしまぁなんというか
「やった人が当選した行動」と
「当選した人がやった行動」との違いくらい認識しろよ、と思ってしまうわけです。

こういうのって健康食品的なものの宣伝でもありがちなんですけども。
「食べた人が健康になるもの」と
「健康な人が食べているもの」は似ているようで大きな違いがあるのですよ。

なぜかうちの親父にはこういったものの区別が分からないようではありますが。
その今回の宝くじ云々に限らずね。



まぁしかし、3億円って金額を考えれば、
多少何というかオカルティックな方向にすがりたくなるのも分からないでもないです。

自分の初任給が予定では17万8000円。(同業他社に比べて安いんだよなぁ。北海道よりマシだが。)
1600倍以上です。

もはや想像が付きません。金額自体が何というかオカルティックな存在に感じます。
3億。どんな大きさになるのでしょうか。


そんな存在に立ち向かう(?)というのには、
やはり何かしらそんな手段が必要なのかもと思わない訳でもないのです。




ただまぁそれにしたって冷蔵庫はねーだろと思うのですが。
ひんやりした宝くじを見るたび脱力しつつため息が出てしまいます。

せめてもうちょっと裏づけがありそうなもん頼ろうぜ、と思う今日この頃でした。
あたらねぇかなぁ、宝くじ。