2008年戦力分析 ~セリーグ3位・阪神タイガース~

戦力分析・阪神タイガース


12球団最弱の打撃陣と、規定投球回達成者がゼロと頼りない先発陣。
それらをJFKをはじめとした最強の救援陣でカバーし、一時は優勝目前にまで迫った阪神

流石に最後は息切れし3位に終わったが、それでもしっかりAクラスはキープした。
新戦力に広島の4番・新井を迎え、目指すは3年ぶりの優勝、そして22年ぶりの日本一だ。


2007年成績
勝敗チーム得点チーム失点チーム本塁打チーム打率チーム防御率
74勝66敗518 (6位)561 (3位)111 (6位).255 (6位)3.56 (1位)

投手陣の成績は全体で見ればさほど悪くない。
四球の数が横浜に次いでリーグワースト2位なのが気にかかるくらいか。

しかし打撃陣の数字は酷い。
チーム得点は1位の巨人と約180点差。本塁打は巨人の191に対してわずか111。
これではいくら投手陣が踏ん張っても差は出てしまうだろう。

打撃は投手力だの守備力だの言うが、やはりある程度の打撃力は必要だと思う。

さて来季は。
先発に日ハムから金村を補強。
近年の成績を見るとさほど頼りになる補強とも思えないが、
手薄な投手陣にはプラスになるだろう。

来季の柱はベテラン下柳か、2年目上園か。
福原・安藤あたりが奮起しないとまだまだ苦しい戦いを強いられる。
去年7勝を挙げたボーグルソンにも期待がかかる。

能見や小嶋、杉山あたりもがんばらないと。

新戦力アッチソンは正直微妙な気がする。勘だけど。

というか阪神の外人というと、
事前の期待ばかり高くてシーズン入るとガッカリ…というパターンばかりな気がする。
まぁその辺は関西在住だと(マスコミが馬鹿だから)仕方ないところだが。


中継ぎ・抑えは今さら語る必要もないだろう。
最強リリーフJFKに加え、江草、渡辺といい選手ぞろい。

今季も多少先発が持たなくても問題は無いだろう。
さっさとJFKを投入して逃げ切ればいいのだから。

しかしこれはJFKが倒れたらチームごと崩壊ということにも繋がる。
毎年毎年酷使が続くが、こんな調子でいつまで持つのだろうか…


打撃陣はやはり新井の加入が大きい。
甲子園での数字が余りよくないのが気にかかるところだが、マイナスになるということはまずない。

しかし金本の手術明けの不安、林の出遅れ、矢野の衰えなど不安もある。
赤星にも不安を感じないでもない。

新外人フォードは…
…たぶん戦力にならないと思う。

桜井の台頭など明るい材料もあるが、
やっぱり今季も救援陣におんぶに抱っこ、という戦い方になりそうだ。

それでも藤川をフル回転させて急浮上した実績はあるし、怖い存在ではある。


☆個人的に気になる選手

特になし。

ていうか個人的なことを言わせて貰うとあんまり阪神好きじゃないんだよね。
就職にしても阪急はエントリーしても阪神はエントリーしてないし。

まぁ正確に言うと阪神より阪神の周りの関西マスコミが好きじゃないんだけどね。
横浜の法被を地面に叩きつけて喜ぶような人種とは一生相容れないと思うね。

二度とABCの「おはよう朝日です」は見ねぇから。大嫌いだ。


…関係無い話でしたね。


まぁあえて言うなら辻本君は今何してるのかなぁ…?くらいです。はい。