2008年戦力分析 ~パリーグ5位・西武ライオンズ~

戦力分析・西武ライオンズ


2007年は5位に終わった西武。
Bクラスに終わったのは1981年以来なんと26年ぶり。

四半世紀ものあいだAクラスに留まり続け、その間リーグ優勝は15回。日本一は9回。
まさに常勝軍団であった。その歴史に一つ区切りが打たれてしまった。

新監督に渡辺久信を迎え、常勝西武の歴史が再び、となるのだろうか。


2007年成績
勝敗チーム得点チーム失点チーム本塁打チーム打率チーム防御率
66勝76敗2分564 (4位)585 (4位タイ)126 (1位).264 (2位)3.84 (5位)

チーム成績はさほど悪くない。
打率はリーグ2位、本塁打と(ここには載せていないが)盗塁、そして出塁率がリーグトップだ。
なのになぜ得点がリーグ4位に甘んじているのだろうか…

投手成績はさほどよくはないが、数字だけ見れば4位楽天のほうが圧倒的に悪い。

さらに守備面に関しても、楽天の方がぶっちぎりで悪い数字が残っている。

しかし現実順位が下なのは西武の方だ。

正直数字を見ただけでは意味が分からない。
どの噛みあわせが悪かったのか、何が悪かったのだろうか。
正直言ってしまうと試合を見てないから分からない。西武ファンに聞いてみたいところだ。

さて来季はというと、
投手の面では涌井・岸・西口あたりが柱になるだろう。
ここにヤクルトから移籍の石井一が加わる。

岸の2年目のジンクス、西口・石井一の年齢的不安など、
マイナス要素はないでもないが、まぁ普通にやれば4人とも2桁勝つ力は持っていると思う。


リリーフでは和田の人的補償で獲得した岡本の存在が大きい。
グラマン・小野寺を押しのけて一気に守護神定着もあるかもしれない。

右なら岩崎、左なら三井と勝ちパターンの中継ぎの成績は悪くないだけに、
岡本次第で一気に上位浮上なんてこともありそうだ。

打撃面ではカブレラ・和田と計算できる打者が抜けた。
双方衰えが見られるとはいっても、何だかんだ言っていなくなるのは痛い。

しかし和田に関しては前述の通り、人的補償で岡本を獲得している。
これはむしろチーム的にはプラスになったようにも見える。

来季の柱はG・G佐藤か、中島裕之だろうか。
あまりチャンスに強くないのに加え、2人とも少し粗いタイプなのが気がかりではある。

しかしまぁ、彼らに任せるしかないだろう。
新外国人のブラゼルボカチカが相当結果を残せばまた話は別だが。

機動力という面では去年盗塁王の片岡がいるが、
チーム2位の28盗塁を記録した福地を放出してしまった。

率直に言えば何を考えているのか分からない。
チーム盗塁の4分の1を失ったわけだ。

影響は大きいと思う。

しかしながら全体の数字を見る限り、
西武は決して弱くはない(いやまぁ5位だから結果的には弱いのだが)。

来季は十分に期待できるのではないか、と個人的には考えている。

不安があるとするなら監督の手腕と打撃コーチだろうかw



☆個人的に気になる選手

栗山 巧
神戸出身・バリバリの地元選手。
それだけでも応援するには十分な理由ですが、
実はこの人の出身校、育英高校を自分は受験したことがあるんです。

というか受験どころか普通科で合格もしていたりしますw

ある意味先輩なのです。

自分は結局併願して受けた公立校の方に進学したので、直接の先輩後輩とはなりませんでしたけど。

まぁ育英に進学していたところで入れ替わり(卒業する年に自分が入学)だったので、
先輩後輩といっても何の関係もないに等しいところですけどね。

学校説明会の時、校長先生が
「おかげさまで今年一人西武さんの方にドラフト指名を頂いて…」と言っていたのが記憶に残っています。

とりあえずくだらない縁?だけどなんとなく応援していますw


種田 仁
去年横浜を戦力外になった種田。
当時はもしや引退?とか書いちゃってスイマセンでした。

ガニマタがまた見れるのを楽しみにしています。