お出かけパスで日帰り旅行 その5 五新線遺構Ⅱ

街中に今も残るコンクリートアーチ。
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もし五新線が開通していれば、ここを列車が走るはずだった…
なんだかイメージが湧きません。


国道を越える部分は随分と角が取れてしまっています。
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鉄筋まで見えかけて…
だいぶぶつかってるみたいですね。


正直なぜ今まで残ってるのか不思議な気もします。

この部分はバス道にもなってないわけですし、
必要ないのならさっさと撤去しても…と思うんですが。

地元としてはこの鉄道の開通は悲願だったそうですし、その辺の思いもあるんですかね。

反対側には何か手すりのようなものがついています。
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つるんとした外観の逆側に比べて、こちらはいかにも「アーチ橋」といった雰囲気ですね。

色褪せた高さ制限の標識がどこか物悲しいです。


とりあえず川側に向かって歩いてみることにしました。

アーチの側面にはこんなものが。
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土地境界票。

さらには田んぼの中や
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地面に埋め込むタイプも。
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しつこいくらいに土地の境界を主張してますね。


ちょっと歩いただけですが、アーチの下の空間もほとんど利用されていないようでした。
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せいぜい写真に写ってるように駐車場に使うくらい。

土地自体はまだ払い下げられてないんですかね。
どうせもう使うこともないと思うんだけども。


もう一つ道路を越えた、と思ったらその向こうで橋は途切れていました。
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なんというか「あれ、これだけ」と拍子抜けするくらいの距離。
もうちょっと長いもんかと思ってました。

アーチ橋終端。
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これだけ立派なものなのに、今まで何にも使われてないってなんか寂しいですね。



少し周りを見てまわることにしました。


続く。