さよなら781系

10月1日、北海道ではダイヤ改正が行われ、
789系「スーパーカムイ」が華々しくデビューしました。


新たな列車が現れるその影で、今回のダイヤ改正で消えていく車輌もまた存在します。

781系。
1979年デビューの特急型車輌です。
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デビュー以来「いしかり」「ライラック」「ホワイトアロー」「すずらん」等で活躍してきた
この列車も、今回のダイヤ改正で後継車の登場により定期運用から離脱することになりました。



引退ブームに乗って写真を引っ張り出して来ましたが、
正直言うと、自分は一度もこの車両に乗ったことがありません。


両親がスキー大好き人間だったため、
北海道は子供の頃から何度も訪れていました。

しかしそれはあくまでスキーをするための旅行であり、鉄道旅行ではなかったため、
鉄道に触れる機会といえば新千歳空港からニセコまでの移動のみ。

それもいつも快速や普通列車での移動だったので、
特急列車なんてものは札幌駅で居並ぶ車輌を横目でちらりとながめるだけ。


自分にとって781系とはそんな車輌の内の一つにしか過ぎませんでした。


いつか乗ってみたいな、と子供心に思ってたんですけども…
その「いつか」が来るより先に引退することとなってしまいました。

寂しいもんです。


今思えば今年の頭に訪れた時に乗っとけばよかったですねぇ…

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後継車の登場による引退、ということなので
本来ならば発展的解消ということになるんでしょう。

利用者にとっては喜ばしいことなのではないのかと思います。



でも、やっぱりどこか寂しいんですよね。

どういっていいものかわかんないですけど。