「熊ん蜂」と赤川鉄橋の旅 その3

EH10に一旦別れを告げ、
住宅地やマンション沿いを徒歩。少し歩くと淀川沿いに出ました。

さーて鉄橋はどっちかなぁ…(我ながら無計画だ…)
なんて呟きながら見渡すと、土手の向こうに白いトラス。
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俄然テンションも上がります…が
ここの交差点にはなぜか横断歩道がありません。

歩道橋を経由しなければならないのがなんとももどかしい。
目の前に目標が見えてるのに、それから遠ざかるっちゅーのはねぇ。なんとも。


何とかかんとか歩道橋を越え、道を渡って土手に上がると橋梁の全貌が目の前に!
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長い。それがまず第一印象でした。
淀川の広い川幅を越えるんですから当然の話ですが、滅茶苦茶長いです。
実際写真には全部の橋が写っていません。左側が切れています。


近くまで寄ってみてもやっぱり長い。そしてデカイ。
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そしてその長くデカイ橋の中に明らかに不釣合いなボロイ木の橋。
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複線サイズの橋梁を、単線電化の路線とパッと見は頼りない木の橋が共有している…
なんですかこの光景。凄まじいほどのミスマッチ。
今まさに目の前にある光景なのに、それが信じられないほどです。


…スゲェ。
思わず口をついて飛び出した言葉。
今思えば他に言うことないんかい、てな感じですが、
このときはこれしか出てきませんでした。

まあ橋もまだ渡らないうちから感動してても仕方ないので、
とりあえず周囲を観察してみることに。

橋梁は補修工事中。
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これは渡っても大丈夫なのかと疑問もよぎりますが…
まあ、今まさに目の前でバンバン人が通過してるんで問題ないでしょう。

立派な銘板(?)
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「仮」の橋の割には立派です。
というかひょろっとした橋にしてはずいぶん貫禄あるようなw


そしていよいよ橋へと一歩を踏み出しました。
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この日のテンション最高潮の瞬間です。まあしばらくテンションは最高潮で固定されるんですがw
思わず小声で「スゲェ」を連発してしまいした。


こんな頼りない橋(一歩踏み出せば足元がわずかにきしむ)の
これまた頼りない手すりの向こうに現役の線路が。
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そしてここは河の上。(写真はまだ河川敷ですが)
なんなんでしょうこのシチュエーション。

もう訳が分かりません。


いやぁ、素晴らしい。
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私の貧困な語彙の中ではとてもとても、
この橋を表現するに足るような言葉を探し出すことは出来ません。
もう言葉が出ない。


それほどまでに興奮していましたw


橋の上からトラス越しに飛行機が見えました。
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こんな体験、普通無いですよ。
考えられますか?河の上で木の橋に立ってトラス越しに飛行機を見るw

すごい非日常。すごい異空間。


もはやテンションメーターは振り切ったような状態で次回に続きますw



続く。