三木鉄道で貸し切り列車運行

お値段たったの28500円!

http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/mi/0000463131.shtml
三木鉄道(来春廃止)独り占め 貸し切り列車格安提供

来春で廃止予定の三木鉄道を三木-厄神駅の1往復分、貸し切りできる企画を、小野市在住の鉄道ファンの男性が発案し、15日、“1番列車”が走った。運行時間は往復約30分だが、同鉄道はその前後にも1時間ずつ、写真撮影などに車両を開放する粋なサービスを導入した。料金は締めて2万8500円と、超格安。今後も希望を受け付け、休日の午前中に走らせる。(佐伯竜一)


 発案者は、大阪大鉄道研究会OBの公務員、上田雅康さん(30)=小野市神明町三木鉄道には十回ほど乗った経験があった。今年五月ごろ、廃止の方針を聞き、ダイヤで貸し切り運行ができそうな時間帯を調べて同鉄道に提案した。

 同鉄道によると、開業当初、通常の運行時間にカラオケ専用列車を走らせたことはあるが、貸し切りの臨時列車は例がないという。上田さんの提案を受けた同社は、その熱意を意気に感じ、一両の座席数五十七人分の往復運賃、二万八千五百円で引き受けた。

 この日は、上田さんが鉄道研究会OBらに声を掛け、二十-四十代の男性二十人が集合。列車の先頭につけるヘッドマークも、メンバーの一人が手作りし、大阪大の所在地にちなんだ「まちかね号」の名が刻まれた。

 乗車前には、ヘッドマークを車両に掲げて記念撮影。走行中の車内では鉄道談義に花を咲かせ、片道十三分のぜいたくな時間を楽しんだ。

 「短時間だったけれど、仲間と好きなことを言いながら楽しく過ごせた。長年親しんだ沿線住民も、この企画でいい思い出を作れるのでは」と上田さん。

 利用は一人からで、車両を“独り占め”することもできる。定員は百十六人。土、日曜と祝日、午前九時五十分に三木駅を出発。折り返しの厄神駅で十分間休憩し、同十時二十六分ごろ三木駅に戻る。運行の前後は一時間ずつ、写真撮影や食事などに車両を開放する。

 同社TEL0794・82・4722
(神戸新聞 7月16日)



面白い試みですね。
これを提案して実行に移した上田さんもすごいなと思います。


…ただまあ、乗車時間がわずかに13分しかないんですよねw


往復でも26分。
前後の1時間は車両が使える、と言っても… うーん。



まあでも、値段はたったの28500円。
10人で借りれば2850円ですし。
20人なら1425円。


人数がまとまれば面白そうかな、と思います。



…しかし最近はなんか三木鉄道の話ばかりしてますね。