３．７ 名古屋ドーム観戦記 ｖｓ中日ドラゴンズＯＰ戦

３連戦観戦となりました。
今日はナゴヤドームでの中日戦。

名古屋も来るのは０９年シーズン以来でしょうか。久しぶりです。

試合開始時間を１時間勘違いし、
１８切符で間に合うところをわざわざ近鉄特急移動してしまいました。

うあー、もったいね。

さてこの日のスタメンは。

１番に渡辺直人、石川を３番に。
５番にはＤＨでスレッジが復帰しています。先発投手は大家友和。

正直どうなんですかねぇ。
３番ってのはある程度長打力も求められる打順だと思うんですけど、そこに石川…

驚きなのは中日。９番ＤＨで佐伯です。なんじゃこりゃ。
とりあえず普通にＤＨなしのオーダー組んで、
あまった９番に適当に入れたって感じなんでしょうか。よく分からん。

さて試合の方は。
今日もまた初回から先頭バッターが塁に出ます。
渡辺直人ヒットで無死１塁。

昨日一昨日は普通に送りのこの場面、しかし今日はちょっと違いました。

次打者森本の打席で渡辺がスチール！
…が、これは２塁アウト。

その後森本、石川倒れてチェンジです。
今日も貴重な初回先頭打者を上手く生かすことが出来ません。

その裏。ピッチャーは大家。

得意の動く直球で、荒木、井端、森野と３者凡退に切って落とします。

２回。
先頭村田がライトオーバーの２ベースで出塁。
ようやく村田のヒットを見た気がします。
まぁライトグスマンの動きはかなり微妙ではありましたが…

さぁここから、というところ。
しかし続くスレッジのセカンドゴロをセカンド井端がすかさず３塁送球！
村田が３塁タッチアウトで１死１塁となってしまいました。

その後吉村、筒香とも続けずこの回も無得点。
まるでチャンスが生かせません。

その裏。
大家は相変わらずのテンポいい投球で、和田、グスマン、ブランコと３者凡退。
上々の立ち上がりです。

というかテンポやたら速いですね。
サイン交換やってないんじゃないかってくらい。

３回。
先頭武山がライト前ヒットで出塁すると、１死から渡辺直人もセンター前ヒット！
武山が３塁に向かう間に送球乱れ、打った渡辺も２塁へ。
１死２，３塁の大チャンス！

しかし２番森本があっけなく見逃し三振に倒れ２死となり、
３番石川もセカンドゴロで無得点。

いくらなんでもチャンスに弱すぎる…

その裏。
平田、谷繁と打ち取ると、打席にはこの人！

背番号７、佐伯貴弘！
球場全体から拍手が送られます。

しかしこの打席はライトフライに倒れチェンジです。

大家、３イニングをパーフェクト！

４回。
４番村田はショートフライに倒れ、続くスレッジもセンターフライ。

あっさり２アウトをとられたところでなぜか相手投手は２番手鈴木にスイッチ。
…いったい何がしたいんでしょう。

いったん間が空いて６番吉村も打ち取られ、
この回チャンスすら作れず終了してしまいました。

その裏。
ここまでパーフェクトだった大家。
しかし先頭荒木にセンター前ヒットを浴びると、続く井端が見事にヒットエンドランを決めて無死１，３塁。
ここで森野がきっちりレフトに犠牲フライを打ち上げて中日が先制点です。

４安打１エラーで無得点と、チャンスを作りつつもそこから何も出来ない横浜。
それに対して２安打だけで先制の中日…
得点とはこうやるのだよとでも言わんばかりの見事な攻撃です。

チームの力の差をまじまじと感じさせられます…

いったん捕まるとそこから…なんて予感もしたものの、
大家は続く和田、グスマンは打ち取って最小失点で切り抜けました。

結局大家はこの回限り。
４回を被安打２、四死球０の１失点となりました。
まぁ、上々でしょう。

５回。
中盤に来ると横浜打線打てません。
筒香、武山、荒波とあっさり倒れて３者凡退チェンジです。

その裏。
この回から投手は２番手眞下。

一軍に戻ってきてたんですね。
スレッジの復帰や黒羽根の合流もあったし、ちょっとメンバー入れ替えあったようですね。
となるともしや細山田落ちたか。

さてこの眞下。貴重な貴重な若手先発左腕ですから結果を残して欲しいところであります。
しかし先頭のブランコに２－３から投じたインコース。
これが軽々とレフトスタンドへ…

点を取るのは小技だけじゃないんだぜといわんばかりの追加点。
いろんな意味で凹むね、これ…

眞下はその後平田、谷繁と打ち取るも、２死から９番佐伯にレフト前へ運ばれてしまいます。
うーむ。佐伯を切ったのが惜しくなるねぇ…

それでも荒木打ち取ってチェンジです。

６回。
この回から中日は３番手、新外人ソト。
渡辺、森本と倒れて２死から石川がヒットを放つも、続く村田倒れて無得点でチェンジです。
森本はこの３連戦いいとこないな…

その裏。
井端、森野、和田と怖い打者を３人で片付けてチェンジ。
眞下もなかなか。

７回。ここに来て中日の新助っ人ソトが驚異のプレーを披露します。
先頭スレッジの打球は１、２塁間、ファーストの横。
これをブランコが倒れこみながらも抑えて、一塁へ送球！
…しようとしたらピッチャーのカバーが遅くて一塁がセーフに。

さらに続く下園の打球もファーストの横。
これはブランコ普通に抑えて、一塁送球！
…しようとしたら今度はカバーすらいない！

ソト、酷いです。

これどう見てもエラーだろ、なプレーの２連発(記録は２安打)で思わぬチャンスを貰った横浜。
ここで打席は７番筒香！

…セカンドゴロ、併殺を逃れるのがやっと。ランナーは１，３塁。

しかし続く新沼の打球は無常にもセカンド井端の守備範囲。
４－６－３のダブルプレーでチェンジです。新沼最悪。

ホントにここで打たんでどうするのかと。どっちも。
というかね。もう一回ファーストに捕らせるようなとこ打ったら、これ普通に満塁になったんじゃないだろうか。

それくらい酷かったです。ソトの一塁カバー。
カバーする気ないんじゃないかってくらい。
２度目はブランコ半ギレでしたしね。

まぁ、それなのに点が取れない横浜はもっと酷いけどもね。

チャンスを潰してその裏。
眞下は先頭グスマン、先ほど一発を浴びたブランコ、平田と３人で片付けました。

眞下は結局この回限りで降板となりました。
結果は３回投げて被安打２、無四球の１失点。
まぁ、なかなかの結果ではないでしょうか。

８回。この回からピッチャーは４番手平井。
そろそろ反撃したいところです。

しかし先頭荒波はセーフティバント失敗でワンナウト。
藤田、森本と内野ゴロに倒れ、３人であっさり攻撃を終えてしまいました。

その裏。マウンドには昨日試合をぶち壊した守護神山口。

失敗はすぐに取り返せ、ということなのでしょうか。連投となりました。

しかし先頭藤井にヒットを浴びると、９番佐伯に華麗にヒットエンドランを決められてしまいます。
佐伯かっこいい…。

というかエンドランの見事に決まる爽快さといったら。
横浜はあんな攻撃できないのかなぁ…

ピンチを背負った山口。
ここで止められれば…でしたが、あっさり荒木にタイムリーを浴びてしまいます。

なんというか追い込まれても中日の選手に悲壮感ないですね。
ファールで粘って打てる球を待たれて、あっさりカツーン、とやられる感じ。

走塁もそつがないしなー。

井端のショートゴロで三塁走者を挟殺、１アウトとするも、
森野にヒットを浴びて満塁のピンチ。

大島打ち取って２死まで持ち込むも、
グスマンの打球はレフトへ…

これが２点タイムリー２ベースとなり、昨日に続いて完全に試合をぶち壊してしまいました。

１イニングと３分の１で６失点って…
防御率なんぼや…

ちょっとこれはマズイですね。
この１試合で中日の選手に「山口は全然大したことない」ってイメージがついてしまったかもしれない。
これシーズン入ってからしんどいかもしれない…

９回表。マウンドには岩瀬。

先頭の石川の当たりはピッチャーの横。
これを岩瀬が追うも捕りきれず、一塁への送球も逸れて内野安打！
さらに悪送球の間にすかさず石川は２塁へ！

…ところがカバーに入ったキャッチャーから見事な送球が飛んできて、
石川は２塁で刺されてしまうというなんともカッコ悪いプレーに。

そんながっかり感の中、山崎、一輝と倒れてゲームセット。

５－０の完封負け。大敗で４連敗となりました。

大家も眞下もそこそこ頑張ってたんだけどなぁ…
とにかく打線が。まるでチャンスに弱い。

外野フライでも、高いバウンドの内野ゴロでさえも１点が取れる。
そんな場面なのに飛び出すのは普通の内野ゴロかポップフライか三振かゲッツーか。

一体何を考えてその場面で打席に立っているのか。
ただ振りまわしゃいいってもんじゃないだろうと。

攻撃にパターンがないのは采配なのか、それとも個々の選手に能力がなさすぎるのか。
ただ打席に立って振ってくるだけ、な攻撃が多すぎる気がします。

なんかやろうや…。

結局遠征３試合全敗でした。
俺の有給休暇と交通費返せ…