ため息がでるほどに

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新幹線ってのは速いものですね。
今朝まで自分は青森県にいたんですけど。

今朝どころか昼までかかってようやく秋田に移動した程度だったんですけど。

なのに明日の朝はちゃんと仕事が出来るというのはちょっと不思議です。
どうなってんだ。


というか、余りにも速すぎて何だか実感ないですね。
ちょっと群馬とか栃木とか、その辺で遊んで来たみたいな雰囲気。
北海道ってホントか、みたいなね。

心が置き去りになってますよ。


いっそ飛行機みたいに空をびゅーんと飛んだりすれば、この距離と時間の感覚のズレも、ある意味、逆に理解出来るんですけども。

一応しっかり地べたを走って来てしまったもんですから、これはもうわけわかんなくなりますね。

これがいいことなのかどうなのか。


しかしたかだか2日の休みで、それもフルに鉄道利用で、北海道旅行が楽しめるとは。
やる気さえありゃ案外どうにでもなるもんですね。

北海道とか東北っていったら、とにかく遠い遠いところだから、長い休みと飛行機がセットじゃないと楽しくないかと思ってました。

なんか価値観が変わったような気がします。
こんな簡単に行けるのか、と。


まぁ、油断しちゃならないのは、この価値観の変化はあくまで多大なる散財によって得られたものであって。
これが当たり前だなんて夢にも思っちゃならないことなのです。

貧乏人はツラいねぇ。



さぁ、もう、12時間もすればいつもの現実、いつものお仕事が待っています。
嫌で嫌で仕方ないけど、甘い夢を楽しむためには、苦いこちらも欠かせないもの。

頑張らないと、ですね…