渦潮見てきました

鳴門の渦潮を見てきました。

以前から一度は見てみたいなー、と思ってたとこだったんですが、
ここ数ヶ月くらいちょっと本気で行きたくなってきて。

んでいろいろ調べてたら今日は大潮で最大潮速の時間も昼前とちょうどいい感じで。
よっしゃ行ってくるかー、と。

バス停を降りると橋のすぐ裏手。
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道路の下に封鎖されたトンネルが見えます。

これ実は新幹線のトンネルなのです。
四国新幹線計画の貴重な建設済み区間

大阪から淡路島、徳島を経由して、
最終的に四国西端、および九州・大分に至る壮大な計画の四国新幹線

そもそもの需要がどう見ても微妙な上に、
明石海峡大橋が道路専用橋として建設されてしまったためにもはや消滅したも同義であります。

何せ明石海峡に海底トンネルを掘るか、
紀淡海峡明石海峡大橋を超える規模の橋を架けるかしなければならないのですからw

大体、出来てるたってここだけですからね。
ちょっと振り返ればこんな風景ですよ。
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なんにもなーいw


遊歩道を少し歩いて本日の目的地へ。
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ここもまた新幹線計画の一部でした。

徳島県立「渦の道」!
完全に無駄な空間となっていた鉄道用地を遊歩道として整備。
渦潮を橋の上から見下ろすことが出来る観光設備として2000年にオープンしたのです。

徳島方から中央に向け450mの遊歩道が伸びています。
料金は大人一人500円。まぁそれなり。

ほほう、これが新幹線が通るはずだった空間か…
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お前はいったい何を見にきたんだ、って感じですね。

ところどころ床面がガラス張りに。
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ごうごうと音を立てて海水が流れていくのが見えます。
海に段差が出来てます。すごいな。

そして最終端部の床からはこんな風景が!
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おぉ~、巻いてる。めっちゃ巻いてる。

ついつい楽しくて写真撮ってます。
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水がくるくるしてるだけなのになんでこんなにテンション上がるんだろうw


渦の周りを観光船がうろうろしたりしてます。
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あそこから見たら迫力はあるんだろうなぁ。
たぶん自分が乗ったら一撃でゲロゲロになるだろうけど。

普通の貨物船みたいなのも通ります。
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ここが航路になってるんですかね。

しかしこうやって見ると潮の流れがよく分かりますよね。
渦に挟まれた部分が一番深いところで、そこをすごい勢いで海水が流れていくということだそうで。
そして浅瀬の流れが遅いところとの速度差で渦が起きるんだそうです。

説明だけ聞くとなんのこっちゃなんですが、
実際見ると非常によく分かるんです。

そこだけ猛烈な勢いで水が流れているのが一目で分かりますしね。

瀬戸内海側を見るともうなんか水がこっちに向かって押し寄せてくるかのようで。
ちょっと怖かったです。


ひとしきりまた写真とって。
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とりあえず3,40分ほどいたでしょうか。
存分に渦潮を満喫し、非常に満ち足りた気分で渦の道を後にしたのでした。

なんなんでしょうねアレ。
すんごい癒されたというか気分よかったんですけどw
水がくるくるするの見つめてるだけなのにw

まぁ、欲を言うならもう100m延長してほしいってのはありましたけど。
渦潮の真上じゃないんですよね。ちょっと離れてる。

航路の真上を避けたってことなんでしょうかね。なんとなくだけど。
駅からちょっと遠いのもなぁ、というか。
一応バスは出てるけど。

この空間に四国のトロッコとか走ったら面白い気はしました。
ガラス張りの床から渦潮が見える列車とかいい感じじゃないかな。

まぁ、ここまで線路引っ張ってくるなんて土台無理なんですけどもw


機会があったらまた来てみたいです。
今度は夕焼けの時間帯とかだったらいいなぁ。