駅員だって仕事中に妄想くらいするよ

駅員さんのお仕事というのはただ単に切符売るだけではないのです。

切符を売るということは当然そこにはお金のやり取りが発生します。
その売り上げやらなんやらに対する事務処理なんかも駅員さんのお仕事の一つです。


んで、毎日その日の売り上げやら何やらを、
いくつかの書類に記入して助役に提出しなければいけないわけなのですが。

その際にはやはり誰が処理したかということを示すために
名前と印鑑とを書類の方についておく必要があります。

その名前と印鑑はその日の処理が終わると、
次の日の担当の分を無記入の書類についておくのが駅での習慣になってます。
まぁ他所は知りませんが。


要するに自分が書く書類は既に前日から名前入りのものが用意されてる状態なんですね。

結局明日の人の分を用意する手間があるのなら、
最初から自分で用意しても同じだとは思うのですが、まぁそれはそれとして。
ていうか認証のための印なのに、
それが最初からついてあるのってどうなのかとも思うのですが、まぁ、それもそれとして。




で、ウチの駅には自分と苗字の上一文字が同じ苗字の上司がいるんです。
石田と石井とか、村田と村西とか、吉村と吉川とか、まぁそんな感じで。

なぜかその人から引き継ぐと、結構な確率で書類の印が間違えて押されているのです。

名前の方はあってるんですが、なぜか印鑑を自分のついてるんですよw
そりゃまぁ一文字同じだからパッと見は分かんないかもしれないですけど、
それでも印鑑のお尻にはちゃんと印影のシールが貼ってあるのにw

それもいくつかある書類のうちの1種類だけがピンポイントだったりするのです。
他はあっててこれだけって一体。





…いや、どうやら俺はとんでもない思い違いをしていたようだ。
一度でなく複数回同じ間違いをするというのは、きっと俺に何かを伝える必要があるということ。

あの上司は確かウチの親父と同い年。
子供は俺と同い年か近いくらいの娘。

そして書類につかれた上司の苗字の印鑑…


つまりこれは、ワシの可愛くて優しくてスタイルのいい娘をやるから
ウチの息子にならんかという上司からのメッセージだったんだよー!

「な、なんだってー!」





はいはい面白い面白い。
そんな妄想をしつつ書類破ってまた新たに書き直す日々です。


めんどくさいので間違えんといて欲しいです。