２００９年戦力分析 ～パリーグ３位・北海道日本ハムファイターズ～

戦力分析・日本ハムファイターズ

０７年は貧打を高い投手力でカバーし優勝した日ハム。
しかし０８年は投手がそこまで踏ん張りきれず、４位と０．５差とギリギリのＡクラスに終わった。

オフに抑えのマイケルを読売に放出。
果たして投手がどこまで踏ん張れるのか。

２００８年成績

勝敗	チーム得点	チーム失点	チーム本塁打	チーム打率	チーム防御率
７３勝６９敗２分	５３３　(最下位)	５４１　(１位)	８２本　(最下位)	.２５５　(最下位)	３．５４　(１位)

チーム成績の傾向は前年と変わりない。
リーグ最弱の打撃陣にリーグ最強の投手陣、リーグ最少の失策数と、
極端な守りのチームである。ずっと見ているファンは結構しんどいんじゃないだろうか。

打撃に関してはリーグトップの犠打数に現れているように、
少ないチャンスを何とか得点につなげて必死で点を取りに行くという姿勢なのだろう。

最少得点を投手と守りで逃げ切るというのが基本的な戦い方になる。

しかしこの得点力はさすがに低すぎではないだろうか。
期待していたスレッジ・ボッツがいまひとつだったため、もはや仕方ないのだろうが。

さて今季は。
先発では文句なしにダルビッシュが柱。
そこにスウィーニー、武田勝が続き、
その後を藤井、多田野、新外人ウイングや吉川あたりで争っていくのだろうか。

負け越していたとはいえグリンが抜けたのは痛い気もする。

中継ぎでは武田久と建山が柱。
武田久は去年の不振を取り戻したい。
この後に坂元、宮西が続く。

抑えはマイケルを放出してしまった。
一体ここに誰を入れるつもりなのだろうか。

中継ぎから武田久か建山を持ってくるのか、それともトレードで獲得した林なのか。
ここがはまらないといくらなんでも踏ん張りきれないと思う。

打撃は正直今年もコメントしづらい。
もう少し主軸に得点力が無いと、守りきる野球も成立しない。
稲葉を柱として、その前後は巨人から移籍の二岡や、
スレッジ・ボッツ両外人の２年目の適応・飛躍に期待したい。

中田翔も出てきてくれると面白い。
金子洋、糸井あたりも個人的には見てみたい。

全体に見れば来季は少々苦しい戦いが予想されるように思う。

・個人的注目選手

☆中田 翔
この歳から「晩年の清原オーラ」を放つってヤバくねぇかと思う。
去年はやたらとシーレの投手がカモになった印象が。

秦とか山北とか。

☆ダルビッシュ　有
出来たら今年は当たって欲しくない。
去年の交流戦開幕からのグリン・ダルビッシュ・岩隈３連戦はもはや悪夢だったなぁ…

やる前から３連敗がほぼ確定とかもう。

☆鶴岡　慎也
応援歌が好き。

とりあえずまぁこんなところで。

ここも正直落ちるんじゃないかと思う。
抑えどうするんだ…？

次回はセリーグ２位、阪神タイガース。