気分転換したかったのに

2年前の夏の話なんですけども。

広島市民球場での広島×横浜戦を見る為に広電で球場まで向かってたんですよ。

そしたら高校生か中学生かそこらくらいの女の子が4人くらいで、
ちらちらこっち見ながら話ししてるんですね。

「う~ん、渋い所ついて来るなぁ…」

「まぁ、有りか無しかどっちか言うたら有りやけど…」

まぁあのそういう話です。
電車の中で見かけた人の顔とかどうでもよくないっすか…

そう乗客も乗っていないし、周りはオバサンばっか。
自意識過剰な感もありますが話の対象が誰であるかは丸分かりです。

そういう話は出来たら聞こえないようにやってくれ、と思いつつも
まぁ「アレは無し」という評価で無く「どっちかで言えば有り」のにちょっと喜びを感じてみたり。

うんまぁそのレベルの褒め言葉(いや褒めてるかどうか微妙だけど)でも
十分に喜べるくらいの人生でありそういう自己評価だったわけなんですけども。

そんな中、その内の一人が衝撃発言。

「えー、カッコいいって」

…へ、変な趣味の人がおるー!

その子はさらにもう一度こちらを見て(目が合った)
「うん、絶対カッコいいって」とまで言ってのけました。

…なんかの罰ゲームとかそういう類のアレでしょうか。
そういう発想しか出来ない自分がすごい悲しかったりしました。

いやまぁ嘘にしたって嬉しかったんですけどね。うん。
今でもたまーに思い出します。


ちなみにこの後すぐ電車は球場前に着いたので、
これが何かに発展するとかそういうことは一切無く自分は電車を降りたんですけどね。

ホントただ「かっこいい」って言われただけ、
っていうなんか思い出と呼ぶのも悲しくなりそうなお話でした。



んで何で今さらそういう話をするかといいますとね。
なんかもう過去のよかった思い出にでもひたってないとどうにかなりそうなというか。

まぁそんな精神状態なんですよ。なんというかもうどうしようもないですね。


就活ダメだった件のダメージもデカかったわけですが、
まぁ、結局後から何言ってもそれはどうにもならないんですよね。
これはもう仕方ないと思って諦める、というか忘れるしか無いわけですよ。

じゃあまぁ気晴らしというか気分転換に、サイクリングでも行こうかなぁ、と思って。



弟が通学に使っていた壊れたチャリを一月前くらいからチマチマ直してたんですよ。
それの修理が一昨日ようやく完了しまして。
JR四国からの連絡が来た後、ショックを振り払うかのように作業を重ねた成果なんですがw


いやまぁそれでお買い物兼ねて気分良くお出かけしてたんです。

…そしたらパトカーが来てね。

職務質問ですよ。人生初の。

弟のチャリは壊れているだけじゃなくカギ自体も紛失してまして。
それを何とか乗れるようにするために自分がとった手段は「錠の粉砕」だったので、
現状カギがついてなかったんですよ。

そこを呼び止められちゃって。

「何でカギがついてないの?」ってそりゃアンタカギは今買ってきたところですから。チェーンだけど。
「とりあえず名前聞かせてくれる?」って名前聞いた後無線で防犯登録と照合。

結局まぁ何事もなく開放はされたんですけど…


…いやぁ、もうホント気分悪いというかなんと言うか。
何で気分良く自転車で走ってただけで犯罪者予備軍的な扱いをされなきゃならんのか、と。


そりゃお巡りさんからすりゃそれが職務なのかも知れんし表面上はにこやかな対応でしたけど、
やっぱりちょっとでも「人を疑う」っていうのは如実に空気に現れるもんだし、
それってすっげぇ感じ悪いんですよね。

気分悪っ。


はぁ。
もうなんかホント全てがどうでもよくなりそう。悪い方向で。
妄想の世界だけで生きていければいいのに。