1.17

今年もまたこの日がやってきました。


日本全国多くの人にはきっとなんでもない日。
でも自分にとっては、絶対にそういうわけにはいかない日。


阪神大震災から13年となりました。



まぁ…幸いにして個人的には大した被害も受けずに、
こうして現在のほほんと暮らしていられるわけですが。

ただまぁ、やっぱりあの地震は自分の中に何かを残してると思います。
上手く言えないんですが、どうにもならない感というか、不条理感と言うか…



まぁその辺は、神戸市民をはじめとしたあの地震で被害を受けた人々なら、
きっと誰でも何かしら持ってると思います。


だって凄いですよ。
自分の出た成人式では、見るからにアッパラパーな格好した若(馬鹿)者が、
震災の犠牲者に黙祷、って言ったら素直に立って黙祷してましたもん。

それだけ重いものなんですよね。神戸市民にとっては。



ほんとあの地震でメチャクチャになりましたからね、神戸。
いまや自治体借金ランキングも目も当てられないような状態らしいですよ。
なんともはや。


世界一を誇った神戸港もダメになっちゃって。
これ結構ショックでしたね。割と最近知ったんですけど。

たまーに両親も愚痴ってますよ。
地震さえなけりゃ、もうちょっと給料も高かったのに…って。


今、神戸は立派に「復興」したとは思ってます。十分に。
でも「復旧」する時っていうのは永遠に来ないんですよねぇ。


しかし…13年ですか。
もう小学生には震災前世代は存在しないし、
中学生に至っても当時の記憶がある奴なんていやしないんですよ。


時の流れに愕然としますねぇ。


んー、なんだか何が言いたいのやらというような所ではありますが。
まぁ13年経っても自分の悪い頭では未だに整理ついていないもんで仕方ありませんな。


まぁ自分に出来るのはこうやってその日が来たら思い出したようにポツポツ喋るだけ。
技術の進化や新たな制度作りなんてのは、頭のいいお偉いさん方に任せておきましょう。


あの地震を機に出来たものっていっぱいありますからね。
多くの人が亡くなったけど、その中から何か教訓にして次の犠牲者を少しでも防ぐことが出来たなら…

そうしたらきっと、亡くなった多くの人もちょっとは浮かばれるんじゃないのかな。


結局のところ、日本全国地震が来ない場所なんてありゃしないんですよね。
どうあがいたって来る時はどこかで来る。その時にどう対処すべきなのか。

そんなことをこの日を機に考えることが出来たりしたらいいなぁ、と思ったりしました。